ガンダム:ガンプラのランナーが茶室「可塑庵」に ゴッドガンダムの“明鏡止水”も

「ガンダムR作戦 FINAL 2021」で展示されている茶室「可塑庵」
1 / 12
「ガンダムR作戦 FINAL 2021」で展示されている茶室「可塑庵」

 人気アニメ「ガンダム」シリーズを通じてリサイクルへの関心を高める活動「ガンダムR(リサイクル)作戦」のフィナーレとなるイベント「ガンダムR作戦 FINAL 2021」が、新宿住友ビル三角広場(東京都新宿区)で開催されている。バンダイナムコグループは約1カ月で、約1トンの使用済みランナー(プラモデルの枠)を回収。ランナーを使った展示が見どころの一つで、メディアアーティストの落合陽一さんが手がけた茶室「可塑庵(ぷらあん)」などが登場した。

あなたにオススメ

 「可塑庵」は、壁に白いランナーを使用した2畳の茶室。掛け軸には、ランナーがリサイクルで溶けるイメージの映像が流れる。外壁には、「機動武闘伝Gガンダム」のゴッドガンダムの“明鏡止水”の光の輪をイメージしたデザインをあしらった。ランナーの隙間(すきま)から光が入り、木漏れ日が差すかのような空間を演出した。落合さんは、千利休の茶室に廃材が使われていたことなどから着想を得たという。

 イベントでは約3000枚のランナーで作った実物大の全高約2メートルのガンダムの頭部「1/1ガンダムヘッド」やクリエイティブカンパニー「NAKED, INC.」によるインスタレーション「NAKED FLOWERS(ネイキッドフラワーズ)」なども並ぶ。リサイクル工程を紹介するほか、リサイクル材を使用したプラモデル「エコプラ」の組み立てを体験できる。11月21日まで。

写真を見る全 12 枚

アニメ 最新記事