機動戦士ガンダムUC:福井晴敏「転機になった作品」 WOWOWプラスで11月19日放送

「機動戦士ガンダムUC」のビジュアル(C)創通・サンライズ
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「機動戦士ガンダムUC」のビジュアル(C)創通・サンライズ

 人気アニメ「ガンダム」シリーズの「機動戦士ガンダムUC」全7話がWOWOWプラスで11月19日午後9時に放送されることを受けて、ストーリーを手がけた福井晴敏さんがコメントを寄せた。

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 福井さんは「スタッフ全員が『やりたいことをやれるところまでやってみよう』と振り切って、 おかげさまで半年以上も納期がずれていくわけなんですけれども(笑い)。そういうことによってでき上がっていった作品ですよね。 あのクオリティーにしようっていうことを、 誰かが『ここまでみんな上がってくるんだ』って号令をかけてやったわけじゃなくて、 下からガーッと押し上げられて『おいおい、 こんなとこまで行くの!?』っていう」と制作当時を振り返った。

 「転機になった作品というのは、 まさにこういうもののことを言うんでしょうね。この作品によって自分がいわゆる“小説家”ではなくなっていったこともそうだし、 それまで実写映画への志向が強かったんですが、 アニメの自由度とか表現力の高さみたいなもの、あとそれをどのようにまとめあげればいいかというところまで、スタッフと一緒に走っているうちに覚えてしまった。で、 覚えたらもうほかのことできないな、っていう。人生が変わったシリーズであることは間違いないですね」と話している。

 11月19日は「『機動戦士ガンダムUC』全7話一挙放送&福井晴敏関連作特集」と題して、福井さんが原作、脚色で関わった映画「真夏のオリオン」「亡国のイージス」「戦国自衛隊1549」も放送される。

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