魔法使い黎明期:テレビアニメが2022年4月スタート 梅田修一朗が主人公セービルに 岡咲美保、鈴代紗弓、八代拓も

「魔法使い黎明期」のティザービジュアル(C)虎走かける・講談社/魔法使い黎明期製作委員会
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「魔法使い黎明期」のティザービジュアル(C)虎走かける・講談社/魔法使い黎明期製作委員会

 テレビアニメ化された「ゼロから始める魔法の書」などの虎走かけるさんのライトノベル「魔法使い黎明期」がテレビアニメ化され、2022年4月からTBSで放送されることが分かった。メインキャラクターのキャストも発表され、梅田修一朗さんが魔法使いを目指し、ウェニアス王国王立魔法学校に通う主人公・セービルを演じるほか、岡咲美保さんが「黎明」の異名を持つ魔女のロー・クリスタス役、鈴代紗弓さんがウェニアス王国王立魔法学校の優等生・ホルト役、八代拓さんが動物の特徴を持って生まれた存在、クドー役で出演する。

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 「魔法使い黎明期」は、虎走さん作、いわさきたかしさんイラストのファンタジー。500年間対立していた教会と魔女の和平が成立して数年後の魔法使いの黎明期を舞台に、魔法使いを目指す主人公・セービルが仲間と共に自分を見つける姿が描かれる。講談社ラノベ文庫からライトノベルが第3巻まで発売されている。最新4巻は11月2日発売。コミカライズもされている。

 アニメは、「五等分の花嫁」などの桑原智さんが監督、シリーズ構成を務め、虎走さんと森田眞由美さんが文芸を担当する。手塚プロダクションが制作する。

 虎走さんは「『作家人生でもう一回アニメ化できたら、思い残すことはないなぁ』という夢をぼんやりと抱いていたんですが、かなってしまったので思い残すことが無くなってしまいました。イラストレーターのいわさきさんからロス先生のキャラデザをいただいた時、『このキャラクターが動いてしゃべったら最高にかわいいだろうなぁ』と思ったことをよく覚えています。しかし実際にアニメ化が決まってみると『アニメで動かすにはヒラヒラが多すぎない!? 大丈夫!? アニメーターさん死んじゃわない!?』と不安に打ち震えるばかりですが、今から放送が楽しみです!」とコメントを寄せている。

 セービル役の梅田さんは「初めてセービルを見た時、表情が印象的でした。人は見た目では判断できないけれど、内面は少なからず表情に表れると思うので、彼自身のことが自然と気になりました。物語を読んだ今では、愛おしいキャラクターです。セービルは自分のことも、周りのこともよく知らない。そんな彼が、ロス先生やホルトとクドーと一緒に過ごしていくことで少しずつ変わっていく様子を大事に演じられたらと思っています。そして、ここぞというときのセービルも、しっかり魅せられように頑張ります!!」と話している。

 ロー・クリスタス役の岡咲さんは作品の印象を「キャラクターデザインが可愛く、コミカルなシーンも多いのですが、それぞれのキャラクターが本当に格好いいです。どのキャラクターの目線に立っても志や喜び、時には苦しみを感じられるんです。感情移入して一気に読んでしまいました。魔法や魔術のある世界の物語ですが、現代でも通ずる、人と人の縁の大切さや関わり方・心の開き方を、主人公のセービルくんを通して学べる教科書のような作品だと思いました!」と語っている。

 ホルト役の鈴代さんは「最初ホルトちゃんを見た時は、元気で笑顔が似合う、居るだけでパッと周りが華やかになるような、そんな明るい印象を受けました。ですが読み進めていくにつれ、その明るさや笑顔には意味があることを知り、さらに彼女のことをいとおしく感じました。ホルトちゃんの魅力をアニメでも最大限お届けできるよう、精いっぱい演じさせていただきますので、よろしくお願いいたします!!」とコメント。

 クドー役の八代さんは「クドーは正義感が強く、自分の気持ちに素直なキャラクターだなと思います。しかしそれらをうまく相手に対して表現できない不器用さがあり、それが彼の魅力にもつながっていると感じます。また、過去の出来事が彼にとっての大きなコンプレックスになっていますが、それが今の彼の生きる目的を作っているのだとも思います。演じられることがうれしいです。精いっぱい頑張ります」と話している。

 ◇スタッフ(敬称略)

 監督・シリーズ構成:桑原智▽文芸:虎走かける・森田眞由美▽キャラクターデザイン:岩崎令奈▽美術設定:西田稔▽色彩設計:油谷ゆみ▽編集:内田渉(コンクエスト)▽音響監督:本山哲▽音響制作:ビットグルーヴプロモーション▽アニメーション制作:手塚プロダクション

 ◇キャスト(敬称略)

 セービル:梅田修一朗▽ロー・クリスタス:岡咲美保▽ホルト:鈴代紗弓▽クドー:八代拓

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