俳優の小栗旬さん主演で、10月10日からTBS系の「日曜劇場」(日曜午後9時)で放送される連続ドラマ「日本沈没-希望のひと-」。1973年に刊行された小松左京さんのSF小説「日本沈没」を大きくアレンジし、2023年の東京を舞台に、沈没という目に見えない危機が迫る中、「見いだしていく希望」をテーマに描く。ここでは、仲村トオルさん演じる東山栄一を紹介する。
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東山栄一は、国民からの支持率が高い総理大臣。諸問題解決に前向きな姿勢を示すが、里城(石橋蓮司さん)の了承を得ないと前に進めることができない。強引な決断ができない弱さがあり、その現状を打開するため、各省から1人ずつ若手エリート官僚を選抜して、日本の未来のための政策を議論する諮問会議「日本未来推進会議」を発足。天海(小栗さん)や常盤(松山ケンイチさん)が参加している。
小栗さんとは、1997年放送のドラマ「ラスト・イニング」(NHK)で初共演を果たして以来、共演を重ねてきた仲村さん。今作での共演は、2019年放送のドラマ「二つの祖国」(テレビ東京)以来、2年ぶりとなる。
2023年、東京。東山総理(仲村さん)は、“未来の日本”を見据えて各省庁の優秀な若手官僚たちを集めた「日本未来推進会議」を発足すると発表。環境省の天海啓示(小栗さん)、経産省の常盤紘一(松山ケンイチさん)もそのメンバーに選ばれていた。
自身の提案を通したい天海は、東山総理にすり寄ると同時に、総理の抵抗勢力である政界のドン・里城副総理(石橋蓮司さん)をも懐柔しようとする。
そんな中、関東沈没へ警鐘を鳴らす田所雄介(香川照之さん)の記事が原因で、一部の団体がデモを起こす。天海は事態収束のために田所と対面するが、田所は「近い将来、伊豆沖で島が沈没する。その島の沈没は、私が恐れてきた関東沈没の前兆になる」という不気味な予言を放ち……。
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