羽多野渉:「さんかく窓の外側は夜」で「パニック状態」 除霊師・冷川役に「キャリア全てをかなぐり捨てて」

「さんかく窓の外側は夜」の先行上映会に登場した(左から)安済知佳さん、島崎信長さん、羽多野渉さん、三上哲さん
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「さんかく窓の外側は夜」の先行上映会に登場した(左から)安済知佳さん、島崎信長さん、羽多野渉さん、三上哲さん

 ヤマシタトモコさんのホラーミステリーマンガが原作のテレビアニメ「さんかく窓の外側は夜」の先行上映会が9月25日、新宿ピカデリー(東京都新宿区)で行われ、冷川理人役の羽多野渉さん、三角康介役の島崎信長さんら声優陣が登場した。羽多野さんが演じる冷川はコミュニケーション能力に問題があるキャラクターといい、「正直パニック状態で演じました」と収録を振り返った。

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 羽多野さんは、冷川を演じる上で「(冷川が誰かと話す時は)音響監督さんがいかに会話を成立させないかと、演出してくださった。キャリアの全てをかなぐり捨てて、ずれた会話をやらせていただいています」と話した。冷川は「自分の声優人生の中でも非常にチャレンジングな役」といい、「時に傷つき、時に悩んだアフレコでした。今も本当に鮮明に思い出せる貴重な時間をいただきました」と振り返った。上映会には、非浦英莉可役の安済知佳さん、半澤日路輝役の三上哲さんも登場した。

 「さんかく窓の外側は夜」は、2013年3月~2020年12月に「月刊MAGAZINE BE×BOY」(リブレ)で連載されたマンガで、霊が見える書店員・三角康介と除霊師の冷川理人がバディーとなり、未解決事件を追う。俳優の岡田将生さん、志尊淳さんがダブル主演した実写映画が、今年1月に公開されたことも話題になった。アニメは、島崎さんが三角、羽多野さんが冷川をそれぞれ演じる。10月3日からTOKYO MX、サンテレビほかで放送される。

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