フジテレビの深夜アニメ枠「+Ultra(プラスウルトラ)」が、米国のアニメ配信サービス大手のクランチロール、アニメなどの企画、プロデュース、宣伝を手掛けるスロウカーブと共同制作体制をスタートすることが9月23日、明らかになった。世界に向けたアニメの発信をより強化するのが狙い。海外のタレントやクリエ-ターとの協業企画なども検討し、海外市場を視野に入れたオリジナル企画、原作の発掘などを予定している。
あなたにオススメ
「鬼滅の刃」 注目の“名もなき”キャラ 豪華声優キャスティングの謎
クランチロールは、登録ユーザー約1億2000万人、有料会員約500万人とアニメ配信サービス。200以上の国や地域にアニメを配信している。米国、欧州を中心に、アジア以外の全世界で「+Ultra」の作品のマーケティング、独占配信、商品化を含めたビジネスを強化する。スロウカーブは、これまで「+Ultra」枠で担ってきたマーケディングプロデュースに加え、世界に向けたアニメの企画開発にも参画する。
「+Ultra」は、世界に向けて日本発のアニメを発信することをコンセプトとした深夜アニメ枠で、2018年10月にスタート。「INGRESS THE ANIMATION」「revisions リヴィジョンズ」「キャロル&チューズデイ」「BEASTARS」「空挺ドラゴンズ」などの話題作を放送してきた。
人気ゲーム「マブラヴ」シリーズが原作のテレビアニメ「マブラヴ オルタネイティヴ」を10月から放送し、クランチロールが同作のマーケティング、独占配信を担当する。今後は、「コードギアス」シリーズなどの谷口悟朗さんが総監督をつとめるオリジナルアニメ「エスタブライフ」、マンガ「人形の国」「シドニアの騎士」「BLAME!」などの弐瓶勉さんとポリゴン・ピクチュアズによる新プロジェクトも放送する。
1週間のアニメのニュースをまとめて紹介する「アニメ1週間」。9月29日~10月5日は、「機動戦士ガンダム:銀灰の幻影」のガンプラ(プラモデル)が発売されるニュースや「Fate/Z…
新刊コミックス情報をお伝えする「今週の新刊」。10月7~12日に発売される主なコミックスは約320タイトル。故・芦原妃名子さんの「セクシー田中さん」8巻、テレビアニメ化されること…
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の権平ひつじさんのマンガが原作のテレビアニメ「夜桜さんちの大作戦」の第2期が制作されることが明らかになった。第1期は、4月7日からMBS・T…