半妖の夜叉姫:テレビアニメ続編「弐の章」 新監督に菱田正和 高橋留美子コメントも

「『半妖の夜叉姫』弐の章」の一場面(C)高橋留美子/小学館・読売テレビ・サンライズ2020
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「『半妖の夜叉姫』弐の章」の一場面(C)高橋留美子/小学館・読売テレビ・サンライズ2020

 高橋留美子さんの人気マンガ「犬夜叉」の殺生丸、犬夜叉の娘たちが活躍するテレビアニメ「半妖の夜叉姫」の続編「『半妖の夜叉姫』弐の章」で、 アニメ「プリティーリズム」「KING OF PRISM」シリーズなどで知られる菱田正和さんが監督を務めることが8月6日、分かった。

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 「半妖の夜叉姫」では、「犬夜叉 完結編」の副監督だった佐藤照雄さんが監督を務めており、菱田さんは「佐藤照雄監督の後を受け、『半妖の夜叉姫』弐の章で監督を拝命することになった菱田と申します。『半妖の夜叉姫』の原点となっている『犬夜叉』は、僕にとって出身であるサンライズで初めて演出デビューした思い出深い作品であり、アニメ演出家として育ててくれた作品でもあります」とコメント。

 「今回のさまざまな巡り合わせに関しては、どこか運命的な、なにか宿命的な縁(えにし)の糸を感じております。ファンの皆様に少しでも恩返しできるように頑張りたいと思います。どうかよろしくお願いします」と話している。

 高橋さんも「皆様より一足先に『夜叉姫』弐の章第一回目を見せていただきました。ワクワクする展開、絵も美しいです。放送をお楽しみに!」とコメントを寄せている。声優として藤田咲さんが出演することも発表された。藤田さんは、新キャラクターのりおんを演じる。

 「半妖の夜叉姫」は、妖怪と人間の血を引く少女3人をメインキャラクターとした物語。殺生丸の双子の娘・とわとせつな、かごめと犬夜叉の娘・もろはが、現代、戦国時代の時を超えて縦横無尽に暴れ回る姿を描く。高橋さんがメインキャラクターデザインを手掛け、隅沢克之さんがシリーズ構成を担当。「犬夜叉」「犬夜叉 完結編」と同じくサンライズが制作。第1期が2020年10月~2021年3月に放送された。

 「弐の章」は10月2日から毎週土曜午後5時半に読売テレビ・日本テレビ系で放送される。

 ◇スタッフ(敬称略)

 監督:菱田正和▽シリーズ構成:隅沢克之▽メインキャラクターデザイン:高橋留美子▽アニメーションキャラクターデザイン:菱沼義仁▽音楽:和田薫▽美術監督:池田繁美・丸山由紀子▽色彩設計:佐藤美由紀▽撮影監督:小川滋見▽編集:新居和弘▽音響監督:名倉靖▽アニメーション制作:サンライズ

 ◇キャスト(敬称略)

 日暮とわ:松本沙羅▽せつな:小松未可子▽もろは:田所あずさ▽りおん:藤田咲▽竹千代:ファイルーズあい▽琥珀:木村良平▽翡翠:浦尾岳大▽理玖:福山潤▽是露:坂本真綾▽麒麟丸:細谷佳正

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