「時をかける少女」「サマーウォーズ」などで知られる細田守監督の劇場版アニメ最新作「竜とそばかすの姫」の初日舞台あいさつが7月16日、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ(東京都港区)で開催された。声優として出演した中村佳穂さん、佐藤健さんらが登場した。中村さんは超巨大仮想世界<U>(ユー)と出会い、ベルというアバターで参加することになる17歳の女子高生・すず、佐藤さんは<U>の謎の存在である竜をそれぞれ演じた。佐藤さんは、中村さんを「教えを請いたくなるぐらい素晴らしい表現者。歌うように呼吸をして、語りかけるように歌を歌われる方。呼吸がもう歌っているんですよね。『それどうやってるの?』って思いました」と絶賛した。
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中村さんは「すずとベルを演じ分ける時に、『ベルがこういう人だっていう前に、まず歌ってから、ベルのせりふを言うとベルらしくなるんじゃないか?』と監督からアドバイスをいただき、歌ってから、ベルのせりふを言うようにしていました」とアフレコを振り返った。
舞台あいさつには、成田凌さん、染谷将太さん、玉城ティナさん、幾田りらさんも登場。フランス・カンヌで開催中の「第74回カンヌ国際映画祭」を訪れている細田監督が生中継で参加した。
「竜とそばかすの姫」は、過疎化が進む高知の田舎町で父と暮らすすずが<U>と出会い、成長していく姿を描く。幼い頃に母を事故で亡くし、心に大きな傷を抱えていたすずはある日、“もう一つの現実”と呼ばれる<U>と出会い、ベルとして心に秘めてきた歌を歌うことで、あっという間に世界に注目される存在となっていく。そんなベル(すず)の前に、竜の姿をした謎の存在が現れる。
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