伊藤万理華:地上波連ドラ主演「遠い存在だった」 西野七瀬、深川麻衣ら乃木坂46“同期”に「良い報告できます」と喜びも

連続ドラマ「お耳に合いましたら。」主演の伊藤万理華さん
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連続ドラマ「お耳に合いましたら。」主演の伊藤万理華さん

 7月8日深夜スタートの連続ドラマ「お耳に合いましたら。」(テレビ東京系、木曜深夜0時30分)に主演する女優の伊藤万理華さん。2017年末のアイドルグループ「乃木坂46」卒業後、「映画 賭ケグルイ」(2019年)をはじめ、女優として作品を重ねてきた伊藤さんだが、地上波の連ドラで主演を務めるのは今回が初となる。「自分はテレビドラマの主演とは程遠い存在と思っていたので……」としながら、西野七瀬さんや深川麻衣さんら、同じ乃木坂46の1期生で、現在女優として活躍するOGらに「すごい刺激を受けます」とも語る伊藤さんに話を聞いた。

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 ◇“主演の実感”全くないまま…

 ドラマは、テレビ東京が得意とする“グルメドラマ”と音楽ストリーミングサービス「Spotify」のポッドキャスト番組を連動させた作品。主人公・高村美園(伊藤さん)が愛してやまないチェーン店グルメ・通称“チェンメシ”に関するポッドキャスト番組を始め、配信を通して起こる恋愛、友情、親子などの人間関係の変化などを描く。

 また、ドラマ内で主人公が配信する音声は、実際にポッドキャスト番組としてSpotifyで配信される。メイン監督は、伊藤さん主演の映画「サマーフィルムにのって」(8月6日公開)の松本壮史監督が務め、今作でも伊藤さんとタッグを組む。

 ドラマの主演発表時、「主演ドラマ、というのがまったく聞き馴染(なじ)まなくてドキドキしています」とコメントしていた伊藤さん。オファーを受けたときは「すごくびっくりしました!」といい、「自分にテレビドラマの主演というものは遠い存在だと思っていたので、決まってからも全く実感がないままポスター撮影が始まっていった感じです」と本音をこぼす。

 一方で、「『サマーフィルム』でもお世話になった松本監督だったり、乃木坂46時代の15歳くらいの頃からお世話になっていた美術さんと再会するというご縁があって。顔を知った方々がいらっしゃる分、すごく安心して撮影に臨めている気がします」と充実した表情を見せる。

 ◇「やらなきゃいけないことがあるって幸せ」 乃木坂46“同期”愛も

 主演としてのドラマ撮影は「忙しいです」と素直に明かす伊藤さん。体力も求められるが、「やらなきゃいけないことがあるって幸せ」と笑顔を見せる。

 「グループを卒業してから、(映画に今作と)ここまでいろいろなお仕事が重なっているのは初めてなので、やらなきゃいけないことがあるって幸せです。去年まではなかなかお仕事がつかめなかったので、自分からつかまなきゃと、展覧会を開いたりとか自分から人を巻き込んで作っていくっていう作業をしていたので……。現在は(今作含めて)用意されているものをちゃんと打ち返せるかっていう課題があって。そういう環境にまだ慣れてはいないのですが、充実した日々を過ごせているな、と思います」

 伊藤さんは女優として活躍する元乃木坂46の西野さんや深川さんについて、「同期なのでやっぱりすごい刺激受けます」と語る。「でも、それは別にライバル視とかではなくて、お互い高め合う関係でずっといられたらと思いますし、今回私も(ドラマ初主演という)良い報告ができそうなのでうれしいです。あと、同期が大好きなのでみんなには“幸せになってほしい”といつも思っています!」と声を弾ませた。

 ◇

 「どこの街にもある、決して特別ではない、でも欲さずにはいられない」魅惑のチェーン店グルメ・通称“チェンメシ”がテーマとなっている今作。“チェンメシ”にこれまであまりなじみがなかったという伊藤さんは「この機会に食べられるのが、すごいうれしくて。あんまり食べたことないからこそ、おいしさの感動が伝わるんじゃないかな」と笑う。

 撮影について聞くと、「松屋のカレー牛が衝撃的なおいしさでした! カレーと牛丼という組み合わせで食べるなんて普段ないことなので、こんなにおいしいんだって驚きました(笑い) だからこそ、これだけ人気なんですね」と、早速“チェンメシ”愛をのぞかせていた。

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