青天を衝け:“ビルド”犬飼貴丈が大河デビューへ 「なつぞら」では吉沢亮の兄役 “再会”なるか

NHK大河ドラマ「青天を衝け」で福地源一郎を演じる犬飼貴丈さん (C)NHK
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NHK大河ドラマ「青天を衝け」で福地源一郎を演じる犬飼貴丈さん (C)NHK

 吉沢亮さん主演のNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」(総合ほか)第21回「篤太夫、遠き道へ」が7月4日に放送される。同回では、特撮ドラマ「仮面ライダービルド」(2017~18年)などで知られる俳優の犬飼貴丈さんが、外国奉行支配・福地源一郎役で登場する。犬飼さんは大河ドラマ初出演。

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 演じる福地源一郎は、長崎で蘭学を学び、外国奉行の通詞として活躍。幕府の使節の一員として二度渡欧したことで開かれた文化を体感し、新聞記者への夢を抱く。維新後は大蔵省に入るが、やがてジャーナリストに転身。友人である栄一(吉沢さん)から、慶喜(草なぎ剛さん)の伝記を編さんしたいという相談を受ける。

 犬飼さんは、2019年度前期の連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」に、吉沢さん扮(ふん)する山田天陽の兄・陽平役で出演。「仮面ライダー」シリーズ出身者同士の“兄弟共演”は放送当時話題となった。「青天を衝け」では、2人の“再会”にも期待がかかる。

 「青天を衝け」は、“日本資本主義の父”と称される渋沢栄一が主人公で、朝ドラ「風のハルカ」(2005年度後期)、「あさが来た」(2015年度後期)などの大森美香さんが脚本を担当。「緻密な計算」と「人への誠意」を武器に、近代日本のあるべき姿を追い続けた渋沢の生きざまを描く。

 第21回「篤太夫、遠き道へ」はNHK総合で午後8時15分に放送される(BSプレミアム・BS4Kは午後6時から)。

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