女優の清原果耶さん主演で、5月17日から放送される2021年度前期の連続テレビ小説(朝ドラ)「おかえりモネ」(NHK総合、月~土曜午前8時ほか)。「海の町」宮城県・気仙沼に生まれ育ち、「森の町」同県の登米(とめ)で青春を送るヒロイン・永浦百音(ももね、清原さん)が、気象予報という「天気」にとことん向き合う仕事を通じて、人々に幸せな「未来」を届けていく、希望の物語となる。スタートまであと3日。ここでは、藤竜也さん演じるヒロインの祖父・永浦龍己を紹介する。
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永浦龍己は、実直で海をこよなく愛する、牡蠣(かき)養殖の名人。若いころは遠洋漁業のマグロ船に乗っていたが、やがて養殖業に転向。その手間ひまを惜しまない牡蠣づくりで、遠方から注文するファンも多い。
寡黙で頑固だが心優しく、幼いころの百音や未知(蒔田彩珠さん)に、海や森の豊かさを伝えていた。
「おかえりモネ」は第104作の朝ドラで、「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」(フジテレビ系、2017年)や「透明なゆりかご」(NHK、2018年)、「きのう何食べた?」(テレビ東京系、2019年)と話題作を次々と手掛ける安達奈緒子さんによるオリジナル作品。
第1週では、2014年春、宮城県気仙沼市の離島・亀島で育った百音(清原さん)は、高校卒業を機に、内陸の登米市の大山主・新田サヤカ(夏木マリさん)の家に下宿して、森林組合の見習い職員として働き始める。娘が心配な父・耕治(内野聖陽さん)は、頻繁に百音に電話をするが、百音は仕事が忙しくなかなか連絡が取れない。そんなある日、東京から人気の気象キャスター・朝岡(西島秀俊さん)が、登米にやって来て町は大騒ぎ。実は朝岡はサヤカと、ある縁があった……とストーリーは展開する。
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