杉咲花さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おちょやん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第108回が5月5日に放送され、寛治(前田旺志郎さん)が一平(成田凌さん)からの“頼み事”を一蹴し、その場で一平を一喝する姿が描かれた。
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第108回は、ラジオドラマ「お父さんはお人好し」の第1回の放送は、絶体絶命のアクシデントの危機を千代(杉咲さん)と当郎(塚地武雅さん)の機転でなんとか脱する。その結果、お茶の間では大好評。女優・竹井千代は見事に復活を遂げた。番組は好調で半年が過ぎ、道行く人に「チヨ子お母ちゃん」と呼ばれるほどだった。一方、一平は3カ月後の新作を熊田(西川忠志さん)から依頼されるも、書けずに苦しんでいた。そんな中、一平は寛治に頼み事をするが……。
一平からから自分の代わりに次の舞台の本を「書いてくれへんか」と頼まれる寛治だったが、「ええ加減にしてください! 虫のいいこというんやないわ。何もかんも俺に押しつけて。自分一人、楽になりたいだけやないか!」と激高。「何も分かってへん。自分一人で負い目背負って、苦しんでいるかもしれへんけど、そういうあんたの姿見て、みんな同じように苦しんできたんや。かっこつけんと丸裸になれや。あんたが大事にしたいこと、目をそらしたいこと、灯子のこと、新平のこと、千代さんのこと、みんな書かんかい。それだけやって、それでもどないしてもあかんときは、俺が引導渡したる」と一喝し、その場を去った。
SNSでは寛治の言動に対して、「寛治ド正論」「寛治、よくぞ言ってくれた」「そうや!寛治!もっと言うたれ!!」「ほんま寛治の言う通りやわ」「一平を一喝する寛治、めちゃくちゃカッコいい」などと賛同する声が次々と上がった。
「おちょやん」は、上方女優の代名詞といえる存在で、「大阪のお母さん」として親しまれてきた女優の浪花千栄子さんの人生をモデルにしながらも、物語を大胆に再構築し、フィクションとして描く、103作目の朝ドラ。
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