NIGHT HEAD 2041:マンガ連載、小説、舞台化 メディア展開続々 飯田譲治ドラマのテレビアニメ化プロジェクト

「NIGHT HEAD 2041」のテレビアニメ(左)とマンガ版のビジュアル(C)飯田譲治/NIGHT HEAD 2041 製作委員会
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「NIGHT HEAD 2041」のテレビアニメ(左)とマンガ版のビジュアル(C)飯田譲治/NIGHT HEAD 2041 製作委員会

 1990年代にフジテレビ系で放送され、カルト的人気となった飯田譲治さん原作のドラマ「NIGHT HEAD(ナイトヘッド)」のテレビアニメ「NIGHT HEAD 2041」がマンガ化され、4月28日からマンガ誌「週刊ヤングマガジン」(講談社)のウェブサイト「ヤンマガWeb」で連載をスタートすることが分かった。テレビアニメの原作、シリーズ構成、脚本を手掛ける飯田さんが原作、小川慧さんが作画を担当する。霧原兄弟、黒木兄弟が描かれたマンガ版のカットも公開された。

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 「『NIGHT HEAD 2041』プロジェクト」と題して、テレビアニメ放送に先駆け、さまざまなメディア展開を実施する。マンガ連載のほか、飯田さんによる小説版が講談社から発売される。舞台化の企画も進行しているという。

 「NIGHT HEAD 2041」は2041年が舞台で、「NIGHT HEAD」の主人公である超能力者の兄弟、霧原直人、直也に加え、国家保安部隊のもう一組の兄弟、黒木タクヤ、ユウヤが登場し、2組の兄弟が対峙(たいじ)する。飯田さんが原作、シリーズ構成、脚本を手掛け、「エア・ギア」「天上天下」などのマンガ家の大暮維人さんがキャラクターデザイン原案を担当する。「revisions リヴィジョンズ」でCG監督を務めた平川孝充さんが監督を務め、「STAND BY ME ドラえもん」などの白組が制作する。

 「NIGHT HEAD」は、超能力を持つ霧原直人、直也が自身の能力に苦しみながら、過酷な運命に立ち向かうドラマ。俳優の豊川悦司さんがサイコキネシスの能力を持つ霧原直人、武田真治さんがリーディングの能力を弟・直也を演じ、話題になった。

 1991年に「NIGHT HEAD」の前身となるショートドラマがフジテレビのオムニバスドラマ「世にも奇妙な物語」で放送され、テレビドラマシリーズが1992~93年に放送された。1994年には劇場版も公開。小説、コミカライズ、ゲームなども展開された。過去にはアニメ「NIGHT HEAD GENESIS」も制作された。

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