板垣李光人:松田龍平惑わす“魅惑”のコンビニ店員に せりふほぼなし? 竹中直人×山田孝之×斎藤工共同監督作出演

映画「ゾッキ」に出演する板垣李光人さん (C)2020「ゾッキ」製作委員会
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映画「ゾッキ」に出演する板垣李光人さん (C)2020「ゾッキ」製作委員会

 特撮ドラマ「仮面ライダージオウ」のウール役や、映画「約束のネバーランド」のノーマン役などで知られ、「美少年すぎる」と話題の俳優の板垣李光人さんが、竹中直人さん、山田孝之さん、斎藤工さんが共同監督を務める映画「ゾッキ」(4月2日公開)に出演することが3月17日、分かった。板垣さんは、劇中で1人旅を続ける藤村という人物(松田龍平さん)を惑わす、“魅惑”のコンビニ店員を演じる。

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 「ゾッキ」は大橋裕之さんの短編マンガ集「ゾッキA」「ゾッキB」を実写化したヒューマンコメディー。「ゾッキA」「ゾッキB」には約30編の作品が収録されており、映画はその中の複数のエピソードを織り交ぜて構成される。映画は大橋さんの故郷の愛知県蒲郡市で撮影され、劇作家の倉持裕さんが脚本を手がける。

 板垣さん演じるコンビニ店員は、劇中でのせりふはほとんどないといい、藤村が購入するカップ麺と缶ビールのレジ打ちのみをするという役どころ。板垣さんが登場する場面写真も併せて公開され、コンビニ店員役の板垣さんが、真っすぐな瞳で何かを見つめている姿が写し出されている。

 板垣さんは「今回、山田さんと初めてお仕事させていただいたのですが、役者同士という関係ではなく、監督と役者という形なのがとても不思議な気持ちでした。山田さんの演出はとても丁寧で繊細で、落ち着いた情緒で撮影を進められたことが印象に残っています」と明かしている。

 続けて「この作品は、それぞれのストーリーを3人の監督がディレクションするという、映画の試みとしてもとても面白い作品です。ただ、それぞれの作品が決して乖離(かいり)しているわけではなく、必ずどこかで交わりを感じる、新しい没入感を体感できる映画だと思います」とアピールした。

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