俳優の坂口健太郎さんが3月2日、東京都内で行われた、2018年4月期に放送された連続ドラマを映画化した「劇場版 シグナル 長期未解決事件捜査班」(橋本一監督、4月2日公開)の完成報告会に登場した。刑事・三枝健人を演じる主演の坂口さんは、映画の公開を一月後に控え「連続ドラマから撮り始めて、スペシャルドラマ、映画化。こんなに長い間、この『シグナル』という作品に携われるとは思っていなかったです」としみじみ。「やっと、こうやってみなさんに映画をお届けできるな、と思うと、ちょっと感慨深いなと思います」と心境を明かした。
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坂口さんは、今作の内容について「今回はアクションという大きなキーワードがあったので、どこまで(思い通りに)映っているかなと心配だったんですけど……」と当時の不安も明かしつつ、「アクション監督が『痛みがちゃんと(見ている)人に分かるようなアクションシーンを撮りたい』とずっと言ってくれていて。どうしてもダンスに見えてしまうときもあるから、そこはこだわって撮りたい、と。それは絵にも出ていて」と熱く説明。アクションシーンについては「(要求の)レベルはすごく高かったです。本当に痛そうにみえないといけない、というのがあったので」としつつ、「三枝健人なりのすごくいいアクションシーンが撮れたなと思いました」と手ごたえを明かしていた。
報告会では作品の内容にちなんで、1カ月後の「公開初日を迎えた未来の自分」への約束をトランシーバーに向かって語るという企画も実施。坂口さんは「宣伝まずはお疲れ様でした、坂口君。きっと公開してからは自然と羽ばたいていくので、優しい目で見てあげてください。……ちょっと可愛くなっちゃったな」と照れ笑いし、場を和ませていた。完成報告会には共演の北村一輝さん、吉瀬美智子さん、木村祐一さん、池田鉄洋さんも出席した。
連続ドラマ「シグナル 長期未解決事件捜査班」(カンテレ・フジテレビ系)は韓国で数々の賞を受賞したヒューマンサスペンスの傑作「シグナル」が原作。坂口さん演じる“現在”を生きる刑事・三枝健人と、北村一輝さん演じる“過去”を生きる刑事・大山剛志の2人が、謎の無線機を通じて未解決事件を解き明かそうとするサスペンス。劇場版は、オリジナルストーリーで連ドラの続編が描かれる。
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