俳優の吉沢亮さん主演の2021年のNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」(総合、日曜午後8時ほか)第2回「栄一、踊る」が2月21日に放送され、国際ジャーナリストでタレントとしても活躍するモーリー・ロバートソンさんが、マシュー・ペリー役で初登場した。
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ロバートソンさんは大河ドラマ初出演。演じるペリーは、日本を開港させるという使命を背負い、黒船を率いて浦賀に到着した米国海軍軍人。幕府に国書を手渡し、その半年後に約束通りに再来航した。煮え切らない幕府に強気の交渉で挑み、日米和親条約を締結させる人物だ。
ペリー役で大河ドラマデビューを果たしたロバートソンさんについてSNSでは、「モーリーさんペリー提督にそっくりw」「あんな似てるペリーは初めてだった」「モーリーさんのペリー激似すぎやしないか」「ペリー本物じゃん!!」「モーリーさんのペリー似てるし、黒船来たぜ!の威圧感も出てて、来週が楽しみです」といった声が上がるなど、視聴者に強い印象を残した。
「青天を衝け」は、“日本資本主義の父”と称される渋沢栄一が主人公で、朝ドラ「風のハルカ」(2005年度後期)、「あさが来た」(2015年度後期)などの大森美香さんが脚本を担当。「緻密な計算」と「人への誠意」を武器に、近代日本のあるべき姿を追い続けた渋沢の生きざまを描く。
第2回は、父・市郎右衛門(小林薫さん)から藍の商いを、いとこの新五郎(田辺誠一さん)から読書を習い始めた栄一(吉沢さん、子供時代は小林優仁君)。一番の楽しみは、村祭りで獅子舞を舞うことだったが、大人の事情で祭りは中止になってしまう。がっかりした栄一だが、ある計画を思いつく。
一方、一橋家の養子に入った七郎麻呂(草なぎ剛さん、子供時代は笠松基生さん)は、慶喜と名を改め、将軍・家慶(吉幾三さん)から実子のように可愛がられていた。隠居の身の斉昭(竹中直人さん)は、息子を頼みの綱に政界に返り咲こうとする。そんな中、ペリー(ロバートソンさん)が日本にやってくることになり……という展開だった。
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