ピン芸人日本一を決める「R-1ぐらんぷり2021」の準決勝が2月14日、有楽町朝日ホール(東京都千代田区)で行われ、お笑いコンビ「かが屋」の賀屋壮也さん、お笑いタレントの吉住さん、ゆりやんレトリィバァさん、kento fukayaさん、ZAZYさん、高田ぽる子さん、寺田寛明さん、森本サイダーさん、土屋さんの9人が決勝進出を果たした。
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今回で19回目となる同大会は、今年から参加資格が芸歴10年以内のプロと、同大会への出場が今回で10回目以内のアマチュアとなった。エントリー数は2746人だった。
決勝進出者会見には、今大会では出場資格がなくなり、“R-1専属ライター”に就任した、お笑いタレントのおいでやす小田さんがMCとして登場。小田さんが決勝進出者に賞金500万円の使い道を聞くと、土屋さんは「携帯が壊れているので買う」、森本さんは「ルームシェアをしている『オズワルド』の伊藤(俊介さん)が『M-1グランプリ2020』で優勝できなかったので見せつける」、寺田さんは「アイドルオタクなので、自分の好きなグループを呼んでフェス」とコメント。賀屋さんは「歯医者を探したい」というボケで笑わせた。
決勝進出を一番伝えたい人を聞かれると、賀屋さんはルシファー吉岡さんの名前を挙げた。吉岡さんは所属事務所「マセキ芸能社」の先輩で、前回大会までは5年連続で決勝に進出していたが、今大会では出場資格がなくなったといい、賀屋さんは「(吉岡さんは)出場できないと聞いて、半日椅子から動けなくなったそうで。同じマセキの後輩が3人(賀屋さん、高田さん、寺田さん)も決勝に行ったと伝えたい」と先輩への思いを語った。
さらに、小田さんは「決勝常連の僕に聞きたいことは?」という質問を9人に投げかけたが全員から目をそらされてしまい、「どついたろか全員!!」と大声で突っ込んだ。
決勝は、今回決定した9人と「復活ステージ」から勝ち上がった1人によって競われる。決勝のファーストステージでは、芸人たちが1人ずつネタを披露。点数の高かった3人がファイナルステージに進み、さらにもう1本ネタを披露し、その点数が高かった出場者が優勝となる。決勝戦当日はツイッターによる視聴者審査も行われる。
「R-1ぐらんぷり2021」の決勝は、3月7日午後7時からカンテレ・フジテレビ系で生放送される。
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