鬼滅の刃:劇場版が興収346億円突破 2548万人動員

「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」のビジュアル(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
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「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」のビジュアル(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

 吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)さんの人気マンガが原作のアニメ「鬼滅の刃」の劇場版「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」(外崎春雄監督)の興行収入が346億円を突破したことが分かった。観客動員数は2548万人を突破した。1月4日に発表された2、3日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)では1位を獲得。12週連続で1位となった。

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 同作は、2020年10月16日の公開から73日間で興行収入が324億円を突破。邦画、洋画を合わせた歴代興行収入ランキングで「千と千尋の神隠し」(2001年)の約316億8000万円を超えて、1位となったことも話題になっており、さらに記録を伸ばした。

 「鬼滅の刃」は、家族を鬼に殺された竈門炭治郎(かまど・たんじろう)が、鬼に変異した妹・禰豆子(ねずこ)を元に戻すために旅立つ……というストーリー。原作は、2016~20年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載され、テレビアニメが2019年4~9月に放送された。テレビアニメの放送と共に原作の人気も加速し、コミックスのシリーズ累計発行部数は1億2000万部を突破するなど社会現象となった。

 劇場版は、テレビアニメ最終話からつながる物語。炭治郎、炎柱の煉獄杏寿郎(れんごく・きょうじゅろう)ら鬼殺隊が短期間で40人以上の行方不明者を出しているという無限列車の調査に向かう。

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