おちょやん:杉咲花、突然現れたテルヲに「絶対うれしかっただろうな」 “花note”で撮影振り返る

NHK連続テレビ小説「おちょやん」第4週の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「おちょやん」第4週の一場面(C)NHK

 杉咲花さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おちょやん」(総合、月~土曜午前8時ほか)のホームページで連載され、杉咲さんがドラマの撮影秘話などを語る企画「花note」が12月25日、更新された。第4週「どこにも行きとうない」で千代(杉咲さん)の元に突然現れた、父テルヲ(トータス松本さん)への思いなどを語っている。

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 今週はテルヲが借金の返済のために、千代を別の店に身売りしようとするエピソードが描かれた。杉咲さんは、テルヲと再会した際の千代について「ドラマではお父ちゃんにつかみかかって怒っていた千代ですが、心の中では絶対うれしかっただろうなと思います」と思いを代弁する。

 さらに「お父ちゃんが借金取りに追われて逃げたという話を聞いて、怒り、やるせなさ、情けなさはもちろん感じているし、8年間岡安で過ごしながら家族というものを間近で見て、自分はそうなれないんだという苦しさも毎日のように感じて。でも目をそらして、自分の人生を歩んでいかないと、と思っていたのに。今さら涼しい顔をしてこられても、“ふざけるな!”と思ったんでしょうけれど……やっぱり自分の家族ですから。いつか再会して、普通の家族になれたらいいなと感じたこともあるのではないかと思います」と持論を語る。

 また、テルヲを演じるトータス松本さんについて「現場では本当にお父ちゃんとして接してくださっています。お父ちゃんは普段から私のことを『千代』と呼んでくれますし、私も『お父ちゃん』と呼んでいます。現場にお父ちゃんがいると楽しいし、うれしいし、安心感があります」と撮影の裏側を明かした。

 「おちょやん」は、上方女優の代名詞といえる存在で、「大阪のお母さん」として親しまれてきた女優の浪花千栄子さんの人生をモデルにしながらも、物語を大胆に再構築し、フィクションとして描く、103作目の朝ドラ。明治の末に大阪・南河内の貧しい家に生まれた千代が、華やかな芝居の世界に魅せられ、自らも女優を目指すようになる……というストーリーが展開する。

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