共演NG:特別編終わってロスの声 ラストの“市原龍”斎藤工のセリフも話題に

連続ドラマ「共演NG」の特別編のワンシーン(C)「共演NG」製作委員会
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連続ドラマ「共演NG」の特別編のワンシーン(C)「共演NG」製作委員会

 俳優の中井貴一さんと女優の鈴木京香さんが出演する連続ドラマ「共演NG」(テレビ東京系、月曜午後10時)の特別編が12月14日、放送された。7日の放送で最終回を迎え、特別編の放送も終わってしまい、SNSでは「共演NGロス」などの声が上がった。斎藤工さん演じるショーランナーの市原龍のラストのセリフも話題を集めた。

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 ドラマは、昨年放送された連続ドラマ「あなたの番です」(日本テレビ系)シリーズなどを手がけた秋元康さんが企画・原作、「モテキ」シリーズなどの大根仁さんが脚本と監督を担当。25年前に恋愛関係のトラブルから破局し、それ以来、共演していない遠山英二(中井さん)と大園瞳(鈴木京香さん)が、テレビ東洋の社運を懸けた大型連続ドラマ「殺したいほど愛してる」の主演として25年ぶりに共演することになる……という物語。他の出演者たちも共演NGばかり、という設定だった。

 特別編は、遠山英二(中井さん)、大園瞳(鈴木さん)ダブル主演の連続ドラマ「殺したいほど愛してる」は、紆余曲折を経て無事クランクアップ。新たな不倫の証拠写真を受け取ってしまった是枝育夫(迫田孝也さん)、戸沢寛治(岩谷健司さん)は、内心ドキドキしていたが、特に報道されることもなく、ショーランナーの市原龍(斎藤さん)がもみ消してくれたんだろうと考えていた。

 そんな中、テレビ東洋にスポーツ関東の中川(橋本じゅんさん)が現れ、「市原に独占インタビューをしたい」と意外な依頼をするのだった。市原へのインタビューは、最終回の放送当日に行なわれることに。なぜ2人をキャスティングしたのか? なぜ他のキャスティングまで共演NGだらけだったのか? 異例となった制作発表会見の意図は……? インタビューを通して、今まで伏せられてきた市原の企みの「謎」と、その「真意」がすべて明らかになっていく……という内容だった。

 SNSでは、「斎藤工さん演じるショーランナー・市原龍がなかなかカッコ良かった」「イチリュー。工くんにぴったりの役だった」「市原龍は納得のキャスティング」などの感想が書き込まれた。

 終盤では、市原が「ここ数年、配信系メディアを通じて、世界中の優れたコンテンツが続々と押し寄せてきているのに、日本のドラマは大きく遅れをとっている。そしてその差は今後ますます広がるでしょう。脚本、キャスティング、業界のしがらみ、あらゆる忖度(そんたく)、制約が邪魔をして、優秀なクリエーターが挑戦できないでいる。だからそれをすべて取り除いた状態でこのドラマを作りたかった」と語る場面も登場した。

 視聴者からは、「最後の言葉とても大事、グッと来てカッコ良かった」「最後の市原龍のせりふはそのとおり」「最後の斎藤工のセリフ大事にしてほしい」といったコメントが寄せられるなど、話題となっていた。

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