銀魂 THE FINAL:空知英秋が本編制作参加 描き下ろし原画公開 ジャンフェスで「鬼滅の刃」炭治郎&柱イラストカード続報も

空知英秋さんが描き下ろした劇場版アニメ「銀魂 THE FINAL」の原画(C)空知英秋/劇場版銀魂製作委員会
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空知英秋さんが描き下ろした劇場版アニメ「銀魂 THE FINAL」の原画(C)空知英秋/劇場版銀魂製作委員会

 空知英秋さんの人気マンガが原作のアニメ「銀魂」の完全新作となる劇場版「銀魂 THE FINAL」(宮脇千鶴監督、2021年1月8日公開)で、空知さんが本編の原画を描き下ろしていることが明らかになった。空知さんがアニメ本編の原画を描き下ろすのは初めてで、4カットの原画を手掛けた。そのうち、坂田銀時、志村新八、神楽の万事屋3人が描かれたカットが公開された。原画4カットを使用した入場者プレゼントが公開第2、3週に配布される。入場者プレゼントには「今だから言える裏話」が書かれたメインキャスト、スタッフ総勢31人の直筆のメッセージが封入される。

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 12月19日からオンライン開催されるマンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)などのイベント「ジャンプフェスタ2021 ONLINE」の「銀魂」ステージで、公開1週目の入場者プレゼントとなる「鬼滅の刃」の「炭治郎&柱イラストカード」の続報が発表されることも分かった。イラストカードは、空知さんが描き下ろすことで話題になっている。「銀魂」ステージは「銀魂タイムズ」と題して、銀時役の杉田智和さん、新八役の阪口大助さん、神楽役の釘宮理恵さんが出演する。19日午後3時50分から専用アプリ「ジャンプフェスタ2021 ONLINE-ジャンフェス-」で配信される。

 「ジャンプフェスタ」出演に杉田さんは「え? あるの?? 嘘でしょう!? 本当に最後!? それこそ嘘だ!! バット構えて待ってま~す」とコメント。阪口さんは「またこの季節が来たんですねぇ。とはいえ今年はステージではなく配信ということで、いまいちピンときてなくて……。お客さんがいない銀魂ステージのダラダラ感は去年のニコ生で証明済みですから(笑い)、今回も気張らず楽しくお送りしたいと思います」と話している。

 釘宮さんは「これまでラフにやらせていただいていましたが、今回は少し趣向が変わっていたためか、緊張してしまいました。皆様に楽しんでいただけたら何よりです。体調など気をつけて、日々過ごしてくださいね!」とメッセージを送った。

 「銀魂」は、天人(あまんと)と呼ばれる異星人に占領された江戸時代を舞台に、何でも屋を営む侍・坂田銀時らが難題を解決する姿を描いたSF時代劇コメディー。マンガは「週刊少年ジャンプ」で2003年12月に連載がスタートした。コミックスの累計発行部数は5500万部以上。テレビアニメ化されたほか、小栗旬さん主演の実写映画もヒットした。

 マンガが「週刊少年ジャンプ」、「ジャンプ GIGA」(同)で最終回を迎えられなかったことも話題になった。その後、「銀魂公式アプリ」で“最終回の向こう側(続き)”を配信。2019年6月20日に最終訓(回)に当たる3回目の配信「第七百四訓 天然パーマにロクな奴はいない」が配信され、“三度目の正直”でついに完結となった。

 テレビアニメ第1期が2006~10年、第2期が2011~13年、第3期が2015~16年、第4期が2017~18年に放送された。2010年に劇場版アニメ「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」、2013年に「劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ」が公開。今回の新作アニメは劇場版3作目となる。

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