鬼滅の刃:“家族”求めた累の過去 那田蜘蛛山の戦いクライマックス 第20話「寄せ集めの家族」、第21話「隊律違反」カンテレ放送

「鬼滅の刃」の第20話「寄せ集めの家族」の一場面(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
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「鬼滅の刃」の第20話「寄せ集めの家族」の一場面(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

 吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)さんのマンガが原作のテレビアニメ「鬼滅の刃(きめつのやいば)」の第20話「寄せ集めの家族」、第21話「隊律違反」が、12月11日午後7~8時に関西テレビ(カンテレ)で放送される。

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 第20話「寄せ集めの家族」は、那田蜘蛛(なたぐも)山の戦いで炭治郎は累の血鬼術により死を覚悟するが、走馬燈の中で亡き父が舞っていた神楽を思い出し、水の呼吸とは異なる新たな技“ヒノカミ神楽・円舞”を放つ。相打ち覚悟で繰り出した技で、炭治郎はついに累の首を斬り落とす。満身創痍(そうい)の中、傷つき倒れる禰豆子のもとに向かおうとする炭治郎の前に、とある人物が現れる。

 第21話「隊律違反」では、累は倒れながらも禰豆子をかばおうとする炭治郎を見て、過去の記憶をよみがえらせる。かつて病弱だった累は、鬼舞辻無惨に出会い、血を分けてもらうことで鬼になった。しかし、鬼になった累を父母は殺そうとした。累はその時から、どうしても手に入らない絆を求めて“家族”を探し続けていたのだった。

 「鬼滅の刃」は、家族を鬼に殺された竈門(かまど)炭治郎が、鬼に変異した妹・禰豆子(ねずこ)を元に戻すために旅立つ物語。原作は2016~20年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載され、テレビアニメが2019年4~9月に放送された。12月4日に発売されたコミックス最終23巻で、シリーズ累計発行部数が1億2000万部を突破した。劇場版「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」(外崎春雄監督)が、10月16日の公開から52日間で興行収入が288億円を突破し、邦画、洋画を合わせた歴代興収ランキングで2位を記録していることも話題になっている。

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