アンジュルム船木結:涙の卒業公演で3年間の活動に終止符 「あまりにも思い出があふれすぎています」

「アンジュルム コンサート2020 ~起承転結~ 船木結卒業スペシャル」の模様
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「アンジュルム コンサート2020 ~起承転結~ 船木結卒業スペシャル」の模様

 アイドルグループ「アンジュルム」が12月9日、日本武道館(東京都千代田区)でワンマンライブ「アンジュルム コンサート2020 ~起承転結~ 船木結卒業スペシャル」を開催。同公演をもって、メンバーの船木結さんが、同グループおよび「ハロー!プロジェクト(ハロプロ)」を卒業した。 

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 船木さんは2013年にハロプロ研究生に加入し、2017年6月にアンジュルムのメンバーとなった。「ふなっき」「ふなきち」の愛称で親しまれ、音楽活動だけでなく、舞台にも挑戦。2019年10月にアンジュルムおよびハロプロを卒業することを発表していた。

 最初のブロックでは、11月に加入した新メンバー以外の8人が、「I 無双 Strong!」「赤いイヤホン」「ミラー・ミラー」などの代表曲を続けて披露した。

 さらに、新メンバーの松本わかなさん、川名凜さん、為永幸音さんが登場。初ステージとなった3人は「学級委員長」を歌唱し、川村文乃さんと伊勢鈴蘭さんがバックダンサーとしてサポートした。

 続けて、船木さんと各メンバーがペアを組んで歌唱するメドレーブロックに突入し、「チョトマテクダサイ!」や「Uraha=Lover」など、船木さんが選曲した8曲を披露。前半の締めくくりには、新メンバー3人が歌唱動画を公開し、Twitterでトレンド入りした楽曲「寒いね。」を船木さんと新メンバー3人でパフォーマンスした。

 後半ブロックは最新曲「限りある Moment」のパフォーマンスから始まり、計6曲を披露。最後にはアンジュルムにとって卒業公演では欠かせない「交差点」を歌った。船木さんが涙ぐみながらも見せた微笑みには、会場から拍手が贈られた。

 アンコールでは、船木さんがブラウンのドレスに身を包んでステージに現れ、「帰りたくないな。」をソロで歌唱し、ファンへ向けて手紙を読み上げた。手紙の中で船木さんは、「日常の中にあまりにも思い出があふれすぎています。そんな何気ない日常の中には常に“大好き”という言葉が当たり前にあって、そんなアンジュルムの空間が暖かくてとても心地よかったです」と語り、ラストは新メンバーを除いた8人で「友よ」を歌い、ライブを締めくくった。

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