明日のおちょやん:第1週「うちは、かわいそやない」振り返り 千代、新しい母・栗子に反発も居場所なく

NHK連続テレビ小説「おちょやん」第1週の一場面  (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「おちょやん」第1週の一場面  (C)NHK

 杉咲花さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おちょやん」(総合、月~土曜午前8時ほか)。12月5日は第1週「うちは、かわいそやない」(11月30日~12月4日)を振り返る。

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 「おちょやん」の毎週土曜は、同週のドラマの“振り返り”回。黒衣(桂吉弥さん)の案内で、ハイライトをイッキ見することができる。

 第1週は、大正5(1916)年。千代(毎田暖乃ちゃん)は大阪の南河内にある貧しい農家に生まれた。幼い頃に母を亡くし、飲んだくれの父・テルヲ(トータス松本さん)と弟のヨシヲ(荒田陽向君)の3人暮らしだった。千代は口が達者な元気な女の子だったが、弟や鶏の世話などで忙しく、小学校にも通えずにいた。ある日、テルヲが新しい母親、栗子(宮澤エマさん)を連れて帰る。これで小学校に通えると喜ぶ千代だったが、栗子はテルヲ以上に朝寝坊で、ゴロゴロと寝ているばかり。家事は何もしなかった。

 千代は次第に栗子に反発するようになり、2人は対立していく。やがて子供を授かった栗子は、千代とヨシヲを奉公に出すことをテルヲに提案。憤慨する千代は栗子を追い出そうと策略を練るが、ヨシヲが山奥で迷子になったのが、栗子の体を気遣って薬草を採るためだったことを知り、ショックを受ける。居場所のなさを実感する千代は……という展開だった。

 「おちょやん」は、上方女優の代名詞といえる存在で、「大阪のお母さん」として親しまれてきた女優の浪花千栄子さんの人生をモデルにしながらも、物語を大胆に再構築し、フィクションとして描く、103作目の朝ドラ。

 主人公の竹井千代は、明治の末に大阪・南河内の貧しい家に生まれ、9歳で道頓堀の芝居茶屋に女中奉公に出される。多くの芝居小屋が建ち並ぶ街で、華やかな芝居の世界に魅せられた千代は、自らも女優を目指すようになる……というストーリーが展開する。

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