鬼滅の刃:コミックス最終23巻発売 炭治郎と禰豆子が笑顔に 累計1億2000万部突破

「鬼滅の刃」のコミックス第1巻(左)と最終23巻のカバー(C)吾峠呼世晴/集英社
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「鬼滅の刃」のコミックス第1巻(左)と最終23巻のカバー(C)吾峠呼世晴/集英社

 「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)さんのマンガ「鬼滅の刃(きめつのやいば)」のコミックス最終巻となる第23巻が、12月4日に発売された。最終23巻のカバーは、第1巻と同じく主人公の竈門炭治郎(かまど・たんじろう)と妹・禰豆子(ねずこ)が描かれた。第1巻は黒の背景で2人が険しい表情を浮かべているのに対し、最終23巻では白の背景に笑顔の2人が描かれた。最終23巻の初版発行部数は約395万部を記録し、電子版を含むコミックスのシリーズ累計発行部数が1億2000万部を突破したことも話題となっている。

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 最終23巻のフィギュア付き同梱(どうこん)版、平野稜二さんが描いたスピンオフマンガ「冨岡義勇 外伝」「煉獄杏寿郎 外伝」を収録した「鬼滅の刃 外伝」も同時発売された。同梱版は、炭治郎、禰豆子、我妻善逸(あがつま・ぜんいつ)、嘴平伊之助(はしびら・いのすけ)の4体のフィギュアがセットとなる。バンダイスピリッツのフィギュアブランド「Q posket petit」シリーズのフィギュアで、それぞれ全高約7センチ。付属パーツとして、炭治郎の日輪刀、炭治郎のあざ違い顔パーツ、ちび禰豆子、ちび禰豆子を背負う箱、伊之助の猪頭パーツ、善逸の困り顔パーツが付属。価格は5200円(税抜き)。

 「鬼滅の刃」は、家族を鬼に殺された竈門炭治郎が、鬼に変異した妹・禰豆子を元に戻すために旅立つ……というストーリー。2016~20年に「週刊少年ジャンプ」で連載され、テレビアニメが2019年4~9月に放送された。劇場版アニメ「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」(外崎春雄監督)が大ヒットしたことも話題となっている。

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