ゲゲゲの鬼太郎:「ゲゲゲ忌 2020」で古川登志夫、庄司宇芽香、山口勝平がテレビアニメ第6期振り返る 「コットン承知!」秘話も

「ゲゲゲ忌 2020」のビジュアル(C)水木プロ (C)水木プロ・東映アニメーション (C)水木プロ・フジテレビ・東映アニメーション
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「ゲゲゲ忌 2020」のビジュアル(C)水木プロ (C)水木プロ・東映アニメーション (C)水木プロ・フジテレビ・東映アニメーション

 マンガ家の水木しげるさんのゆかりの地・東京都調布市で開催中のイベント「ゲゲゲ忌 2020」で11月30日、「ゲゲゲの鬼太郎」のテレビアニメ第6期の上映会「6期スペシャルデー」が開かれ、声優の古川登志夫さん、庄司宇芽香さん、山口勝平さん、東映アニメーションの永富大地プロデューサーが登場した。第6期は2018年4月~2020年3月にフジテレビで毎週日曜午前9時に放送され、ブラック企業、SNS依存、移民問題など現代ならではの問題をシニカルに描いた。ねこ娘役の庄司さんは「人生において宝物のような2年間でした。第6期がなかったら今の私がないくらいとても充実していて、勉強させていただきました。収録中は、がむしゃらでいっぱいいっぱいでしたが、今日は先輩方と久しぶりにお会いして、ものすごい方と一緒させていただいていたんだ……と震えています。ものすごい現場でした」と振り返った。

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 ねずみ男役の古川さんは「やりたい役で、夢のようでした。最高の2年間でした。(目玉おやじ役の)野沢雅子さんがいて、新人もいて、一緒に食事をしたり、不思議な光景でした。面白い話ばかりで、全部が印象に残っています」、一反もめん役の山口さんは「スタジオで先輩と一緒にお芝居できるのが楽しかった。まこさん(野沢さん)は、子供の頃から(鬼太郎役で))見ている。お父さんをやっているのが印象的でした」とコメント。

 山口さんは、一反もめんの「コットン承知!」というせりふがアドリブで生まれたことを明かし、「これまでも一反もめんを演じられた大先輩もアドリブが面白い方ばかりでしたし、何かできないか?と考えていただんです」と話した。

 「ゲゲゲ忌 2020」は11月21~30日に開催。「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」の特別上映会が実施され、トークショーに千葉繁さん、高山みなみさん、高木渉さん、沢城みゆきさん、野沢雅子さんらも登壇した。上映会は、無観客の会場からライブ中継でシアタス調布(東京都調布市)でライブビューイングをしたほか、ストリーミング配信した。水木さんの命日で千秋楽となった30日は、「ゲゲゲの鬼太郎」第6期の第82話「爺婆ぬっぺっぽう」、第95話「妖怪大同盟」、第96話「第二次妖怪大戦争」、第97話「見えてる世界が全てじゃない」が上映された。

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