エール:残りあと2回! 物語一気に加速 東京五輪、10年後、5年後 池田も逝き… 

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」第118回のワンシーン (C)NHK
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NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」第118回のワンシーン (C)NHK

 窪田正孝さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第118回が11月25日に放送され、東京オリンピックの1年前に始まった物語は五輪本番を経て、10年後、5年後と一気に進む、怒濤(どとう)の展開を見せた。

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 第118回は、東京オリンピックの開会式を飾るオープニング曲を依頼された裕一(窪田さん)。開幕が迫る中、音(二階堂ふみさん)はなかなか曲を書こうとしない裕一に気をもむ。ある日、音から相談を受けた木枯(野田洋次郎さん)が古山家にやってくる。その場にいた鉄男(中村蒼さん)だけでなく、久志(山崎育三郎さん)、藤丸(井上希美さん)も集まり、みんなで歌い騒いで盛り上がる。そのとき裕一はある思いに駆られる。そして、ついにオリンピックが……。

 3月30日放送の第1回へとつながるエピソードがちりばめられていた同回だが、そこからさらに10年後、劇作家の池田(北村有起哉さん)が自分のオフィスで倒れ、そのまま息を引き取る様子が描かれ、SNSでは「池田さんが!!」「ああああー、池田さん…」「えええええええ! ここで池田氏が離脱!!」「『15分で良いドラマなんてできるか!』って言ってた人が、15分ドラマの1~2分でその生涯を閉じてしまった」などと驚きの声が上がった。

 また同回は、池田の死後から5年が過ぎ、すでに第一線から退いた裕一が、乳がんを患い長い闘病生活を送る音と共に、東京を離れて静かに暮らしているところに一人の青年が訪ねてくるところで、「つづく」となった。

 「エール」は、昭和という激動の時代に、人々の心に寄り添う曲を数々生み出した作曲家・古山裕一と、裕一の妻で、自らも歌手になる夢を追い続ける音の、音楽と共に生きる夫婦の物語。

 ドラマは27日に最終回を迎える。同回は、NHKホール(東京都渋谷区)を舞台にした「コンサート」で、明日26日放送の第119回が本編のラストとなる。

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