やくならマグカップも:岐阜県多治見市の陶芸アニメ 2021年4月スタート PVも公開

「やくならマグカップも」のPVの一場面(C)プラネット・日本アニメーション/やくならマグカップも製作委員会
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「やくならマグカップも」のPVの一場面(C)プラネット・日本アニメーション/やくならマグカップも製作委員会

 岐阜県多治見市が舞台で、伝統工芸品・美濃焼がテーマのマンガが原作のテレビアニメ「やくならマグカップも」が2021年4月から放送されることが11月12日、分かった。アニメのPVも公開された。

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 PVでは、多治見市の町がリアルに再現され、多治見市に引っ越してきた主人公で高校1年生の豊川姫乃が「夢中になれることはありますか?」と問いかけ、仲間との出会い、陶芸に触れていくうちに夢中になれるものを見つけていく姿が描かれている。

 「ようこそ!陶芸部へ」と元気に姫乃を陶芸部に迎えいれる久々梨三華、「すてきなマグカップ」と静かにつぶやくミステリアスな成瀬直子、「土を感じてね」と語る青木十子など個性豊かな仲間も登場した。

 「やくならマグカップも」は、2010年に多治見市の有志や企業が集まり、プロジェクトが始動。2012年から地元IT企業のプラネットがフリーコミックを発行している。脱サラした父親と幼い頃に亡くなった母の故郷・多治見市に引っ越してきた豊川姫乃が、母が伝説の陶芸家であったことを知り、陶芸の世界に引き込まれていく……というストーリー。

 アニメは「キングダム」などの神谷純さんが監督を務め、日本アニメーションが制作する。田中美海さんが豊川姫乃、芹澤優さんが陶芸部を盛り上げるムードメーカー・久々梨三華、若井友希さんが陶芸部に入り浸る個性派女子・成瀬直子、本泉莉奈さんが陶芸部の部長・青木十子をそれぞれ演じる。実写パート「やくならマグカップも-やくもの放課後-」も放送される。

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