人気グループ「TOKIO」の長瀬智也さんと脚本家の宮藤官九郎さんがタッグを組む連続ドラマ「俺の家の話」(TBS系、金曜午後10時)が2021年1月期に放送されることが10月2日、分かった。長瀬さんと宮藤さんが同局の連ドラでタッグを組むのは、2000年4月期の「池袋ウエストゲートパーク」、2005年4月期の「タイガー&ドラゴン」、2010年7月期の「うぬぼれ刑事」に続き、11年ぶり4回目。「俺の家の話」は宮藤さんのオリジナル脚本で、現役プロレスラーの主人公と謎の女性介護ヘルパーが、主人公の父の介護と遺産相続を巡って激しいバトルのゴングを鳴らす。
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長瀬さんは、ブリザード寿というリングネームで活躍するプロレスラーの観山寿一(みやま・じゅいち)を演じる。大規模プロレス団体に所属しプエルトリコチャンピオンにもなったが、年齢やけがもあって、現在は細々と活動している寿一のもとに、人間国宝で父の観山寿三郎(みやま・じゅさぶろう)が危篤という連絡が入る。20年以上、寿三郎と連絡を取っていなかった寿一が、一命を取り留めた寿三郎のお見舞いに行くと、寿三郎から、女性の介護ヘルパーと婚約し、遺産を全てその女性ヘルパーに譲ると宣言される。寿一はプロレスラーを引退し、実家に戻って寿三郎の介護を手伝う。プロデューサーは「池袋ウエストゲートパーク」「タイガー&ドラゴン」などを手がけた磯山晶さん。
長瀬さんは「2021年1月期の金曜ドラマ『俺の家の話』で主演をやらせていただくことになりました。そして、磯山プロデューサーと宮藤さんと11年ぶりにタッグが組めて幸せに思います。演じる気持ちは『IWGP(池袋ウエストゲートパーク)』の頃と何も変わりません。42歳の思い出にさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします」と語っている。
宮藤官九郎さんは「長瀬くん、磯山プロデューサーと、またドラマが作れる。こんなにうれしいことはないです。僕にとっては長瀬くん自体が、連載少年マンガの主人公のような存在です。まだまだ描ける、いくらでも描ける、描きたいと思わせてくれる。落語好きのヤクザ、恋愛体質の刑事、地獄の鬼。どんな無理な設定でも、絶対面白くしてくれる。『長瀬くんと次やるなら、プロレスラーが親の介護をするホームドラマがいいです』。こんな提案を受け入れてくれるプロデューサーは磯山さんだけだし、なんの疑問も持たずに肉体作りに励んでくれるのは長瀬くんしかいません」とコメントしている。
磯山プロデューサーは「宮藤官九郎さんと長瀬智也さんとドラマを作ることは、とてもワクワクして、とても刺激があって、それでいてホーム感があふれる私のライフワークです。またその作業に入れることがうれしくてたまりません」と語り、「ドラマは、長瀬くんと長期にわたって相談してきた企画であり、彼本人の思いもたくさん詰まっています。宮藤くんとは、とにかく『現時点での長瀬智也の最高傑作を作ろう!』とずっと話し合って来ました。前代未聞の設定ですが、『家族っていいな』と思える王道のホームドラマを目指しております。ぜひ、期待してください」とアピールしている。
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