白石聖:「恐怖新聞」で連ドラ初主演 中田秀夫監督とタッグでホラー初挑戦

連続ドラマ「恐怖新聞」に主演する白石聖さん
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連続ドラマ「恐怖新聞」に主演する白石聖さん

 女優の白石聖さんが、東海テレビ・フジテレビ系「オトナの土ドラ」(土曜午後11時40分)シリーズ第29弾として8月29日にスタートする連続ドラマ「恐怖新聞」で主演を務めることが分かった。ドラマはつのだじろうさんの傑作オカルトマンガが原作で、「リング」シリーズなどで知られる中田秀夫監督が演出を手掛ける。白石さんは連ドラ初主演で、京都市内の大学に通う女子大生・小野田詩弦を演じる。

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 主人公・小野田詩弦(白石さん)は、京都市内の大学に通う女子大生。念願の一人暮らしを始めた途端に、「恐怖新聞」が届くようになった。最初はイタズラだと思っていた詩弦だが、次々と新聞に書かれた通りの事件が起こり、信じるようになる。恐怖新聞は、1日読むごとに100日ずつ寿命が縮まるとされ、詩弦の前途洋々の大学生活が、死と隣り合わせの悪夢へと一変。次々と身に降りかかる不条理な恐怖の中で、自身が存在していることへの不安と向き合うことになる……。シリーズ構成は小説家・乙一さんが担当し、詩弦の母親・小野田歌子役で黒木瞳さんの出演も発表された。

 白石さんは「オファーをいただいた時は、素直にすごくうれしかったです。ただ、連続ドラマ初の主演で、ホラー作品も初めてなので不安もあります。台本を読んだ印象は、つのだじろうさんの原作とはまた違う新しい『恐怖新聞』に仕上がっていて、撮影が楽しみになりました。でも読み進めるうちに、『次のページに何が起こるんだろう。あ~、やっぱり~、どんどんそんな方向に行っちゃうじゃん』みたいな“止まらない負の連鎖”で気分が沈みました(笑い)。原作より恐怖感が強いと思います」とドラマについて話している。

 また「私が演じる詩弦は、巻き込まれていく役なので、周りの方のお芝居に影響されていくのかなと思います。会話のキャッチボールをしっかりやっていきたいです。見ている方が私と一緒に驚いてもらえるように、息づかいや表情を意識することでホラー表現の引き出しを作っていきたいです。撮影は京都で行われるので、日本の古き良き建物の外観や風景が、ホラーとの親和性を生んでくれたら、より面白い作品になるのではないかなと思います」と語った。

 さらに白石さんは「中田監督とは、お仕事をご一緒したい方がたくさんいる中で、ご縁あって自身初のホラー作品を撮っていただけるのでとてもありがたいです。役作りに関しては、『夜遅い時間帯なので、すっきりとした分かりやすい芝居をしましょう』というアドバイスをいただきました。指示がすごく的確で分かりやすく『付いていこう!』という感じです」と中田監督の印象を明かす。

 最後に「見どころはたくさんありますが、詩弦が『自分が存在している意味は何だろう』と葛藤しながら成長していく姿もその一つです。最終的には共感してもらえるような、目が覚めるようなお芝居ができればと思っています。そして『毎週怖いけどなんか見ちゃうんだよなぁ』と言われるような作品にしていきたいです。恐怖新聞が届く時間帯にドンピシャでお届けできるので、ぜひ楽しみに待っていてください」と視聴者に呼びかけていた。

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