ハロプロ:夏のコンサートはソロパフォーマンスに バラード曲をカバー 3密考慮し全面的内容変更へ

 アイドルグループ「モーニング娘。’20」などが所属するハロー!プロジェクト(ハロプロ)の今夏開催のコンサート「ハロー!プロジェクト・コンサート」について、所属事務所アップフロントプロモーションは、新型コロナウイルス感染拡大を受けて、全面的に内容を変更した開催を計画していることを発表した。

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 会場内の“3密(密閉・密集・密接)”を避けるため、メンバーによるステージは、ソロパフォーマンスとなり、ハロプロ楽曲ではなくJ-POPを中心としたバラード曲をカバーする。客席は、各自治体のイベント開催基準の下、一定の距離をとった配席で販売し、公演中は客にマスク着用、常時着席、声援は控えた上での観覧を呼びかけている。

 夏のコンサートは、7月11、12日に中野サンプラザ(東京都中野区)、同18、19日にオリックス劇場(大阪市西区)、同25日に仙台サンプラザホール(仙台市宮城野区)での開催を予定している。開催可否は、イベント開催制限の段階的緩和のロードマップに従い、6月22日までに判断するという。

 今回のコンサートの内容変更について「活動自粛以降、メンバーは各自一日でも早くステージに立ちたいという思いを持ちながらSNSなどで、自分たちのやれる範疇(はんちゅう)でさまざまな発信を長期にわたり積極的に行ってくれました。そんなメンバーたちの思いも受け、会場内の密閉・密集・密接を避けなければならないという世の中の現状も考慮の上、普段のライブ形式とは違い、ゆっくり歌をお楽しみいただくという内容を企画いたしました」と説明している。

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