スタジオジブリが制作する新作長編アニメ「アーヤと魔女」が今冬、NHK総合で放送されることが6月3日、分かった。スタジオジブリとしては初となる全編3DCG制作の長編で、宮崎駿さんが企画し、宮崎吾朗さんが監督を務める。
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劇場版アニメ「ハウルの動く城」の原作を書いた英国の作家のダイアナ・ウィン・ジョーンズさんの児童向け小説「アーヤと魔女」が原作。自分が魔女の娘とは知らずに育った少女・アーヤがある日、奇妙な家に引き取られ、そこで意地悪な魔女と暮らすことになる。宮崎駿さんが原作を気に入り、長編アニメとして企画したという。
鈴木敏夫プロデューサーは「『アーヤ』は、コロナ後に堪えられる作品なのか? ラッシュを見ながら、僕は何度も考えました。そして、この作品の大きな特徴は、アーヤの賢さだと気づきました。賢ささえあれば、どんな時代も乗り越えられる。そう思ったとき、安どを覚えました」とコメントを寄せている。
コロナの後、世界はどうなるのか? それが現在、いろんな人の一番大きな関心事です。映画やテレビだって、それを避けて通ることできません。「アーヤ」は、コロナ後に堪えられる作品なのか? ラッシュを見ながら、僕は何度も考えました。そして、この作品の大きな特徴は、アーヤの賢さだと気づきました。賢ささえあれば、どんな時代も乗り越えられる。そう思ったとき、安どを覚えました。
「長くつ下のピッピ」が世界一強い女の子なら、「アーヤ」は世界一賢い女の子の物語です。憎たらしいけど、なぜか可愛いアーヤ。いろんな人に愛されることを願っています。ちなみに、アーヤは誰かに似ていると思ったら、この作品の監督である吾朗君そのものでした。それを指摘すると、吾朗君は照れくさそうに、はにかんでいました。
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