ピーターパン:全公演の中止を発表 1981年から毎年上演の人気ミュージカル

 ミュージカル「ピーターパン」のロゴ
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ミュージカル「ピーターパン」のロゴ

 今年で40年目を迎える人気ミュージカル「ピーターパン」の全公演の中止が5月27日、発表された。

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 同ミュージカルは1981年から毎年上演されており、昨年までの上演回数は1651回。これまで榊原郁恵さんや宮地真緒さん、高畑充希さんらがピーターパンを演じてきた。

 今年はピーターパン役を自身4度目となる吉柳咲良さんが続投し、フック船長を俳優の松平健さんが演じ、8月2~12日、東京建物 Brillia HALL(東京都豊島区)で上演される全14公演のほか、大阪、静岡、愛知、岩手、神奈川でも上演を予定していた。

 主催のホリプロは「ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』は、1981年の日本初演から毎年公演を続けており、本年も上演に向けて準備を進めておりました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症に関わる政府および地方自治体の方針を踏まえ、スタッフ・キャスト、そして何よりも劇場に来てくださるお子様、保護者の皆さまの安全を最優先し、総合的に状況を検討した結果、東京および地方で予定していました全公演を中止とする決断に至りました」と説明。

 また「公演を楽しみに待ってくださっていた皆さまに、ご迷惑・ご心配をおかけすることになり誠に申し訳ございません。ピーターパンは、客席の頭上を飛んでいく演出があり、毎年多くのお客様に喜んでいただいております。来年には、元気よく、ピーターパンが客席に飛んでいき、皆さまにお会いできることを信じております」とコメントしている。

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