ゴルゴ13:連載52年で初の休載へ

「ビッグコミック」11号から新作の連載を休止する「ゴルゴ13」(画像はコミックス第196巻)
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「ビッグコミック」11号から新作の連載を休止する「ゴルゴ13」(画像はコミックス第196巻)

 さいとう・たかをさんの人気マンガ「ゴルゴ13」が、5月25日発売の連載誌「ビッグコミック」(小学館)11号から新作の連載を休止することが5月9日、分かった。同作は1968年の連載開始から、これまで一度も休載しておらず、約52年の歴史で初めての休載となる。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、休載されることになった。5月9日発売の同誌10号で発表された。

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 「ゴルゴ13」は10人を超えるスタッフによる分業体制で執筆されている。長時間にわたり密集する環境、“3密”で描き続けることが限界であり、スタッフの安全を考慮して、新作の掲載を見合わせることになったという。さいとうさんは「連載開始から休載することなく描き続けられたのは、読者の皆様と作画スタッフの存在あってのことだと思っております。これからも『ゴルゴ13』を楽しみにしてくださる全ての方へ、作品をお届けし続けるために、やむなく今回の決断をいたしました」とコメント。

 5月9日発売の同誌10号には第599話が掲載された。さいとうさんは「コロナに負けず、既に第600話の準備に取りかかっております。皆様もくれぐれもお体にお気を付けてください」とメッセージを寄せている。同誌11号からは1995年発表の「病原体・レベル4」が、3号連続で再録掲載される。

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