伊藤健太郎:「宇宙でいちばんあかるい屋根」で清原果耶が恋する大学生役に 水野美紀らも出演

映画「宇宙でいちばんあかるい屋根」に出演する(上段左から)清原果耶さん、桃井かおりさん、(中段左から)伊藤健太郎さん、坂井真紀さん、吉岡秀隆さん、(下段左から)山中崇さん、水野美紀さん、醍醐虎汰朗さん、(C) 2020「宇宙でいちばんあかるい屋根」製作委員会
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映画「宇宙でいちばんあかるい屋根」に出演する(上段左から)清原果耶さん、桃井かおりさん、(中段左から)伊藤健太郎さん、坂井真紀さん、吉岡秀隆さん、(下段左から)山中崇さん、水野美紀さん、醍醐虎汰朗さん、(C) 2020「宇宙でいちばんあかるい屋根」製作委員会

 俳優の伊藤健太郎さんが、清原果耶さんの初主演映画「宇宙でいちばんあかるい屋根」(藤井道人監督、今秋公開)に出演することが5月5日、明らかになった。伊藤さんは、主人公・大石つばめ(清原さん)が恋する大学生の浅倉亨を演じ、楽器のバンジョーに初挑戦する。

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 伊藤さんのほか、水野美紀さん、山中崇さん、醍醐虎汰朗さん、坂井真紀さん、吉岡秀隆さんの出演も発表された。水野さんはつばめの生みの母で水墨画家の山上ひばり、山中さんはつばめが通う書道教室の先生・牛山武彦、醍醐さんはつばめの元カレ・笹川誠、坂井さんはつばめの義母の大石麻子、吉岡さんはつばめの父・大石敏雄を演じる。

 映画は、野中ともそさんの小説「宇宙でいちばんあかるい屋根」(光文社文庫)が原作。平穏な生活でも悩みがある14歳のつばめが、ある日、満天の星が輝く夜にド派手な身なりで底意地の悪い、あやしい老女“星ばあ”(桃井かおりさん)と知り合う。お互いの心のどこかに開いた穴を埋め合うように距離を縮めていく2人だったが、つばめにある事件が起きる。最後に明かされる“星ばあ”の正体とは……という内容。

 ◇出演者のコメントは以下の通り

 ・伊藤健太郎さん

 この度、藤井監督と初めてお仕事をさせていただきました。夏のとても暑い中での撮影だったのですが、ワンシーンワンシーンすごく丁寧に撮影なさっていたことを思い出します。この映画は「温かい」という言葉が一番似合うと思います。皆さん、ぜひお楽しみに!

 ・吉岡秀隆さん

 リアルファンタジーとでもいうのでしょうか……。誰もが通るであろう孤独感の中でしか見えない光を、役を演じる清原果耶さんの中に見た気がしています。坂井真紀さんと3人、余りの暑さの中での撮影に笑い合えたことで家族になれた気がしています。

 ・坂井真紀さん

 清原さんの母親役をやらせていただくのは2回目で、その時もなかなか激しい親子関係でしたが、今回もまた違った意味での高いハードルがありました。清原さんと夫役の吉岡さんとの日々は、でこぼこしていてとても愛(いと)おしく、撮影が終わってしまうのがさみしくてなりませんでした。ぎゅっと抱きしめたくなるような脚本を、藤井監督がきっとすてきに仕上げてくださっているに違いありません。ぜひお楽しみにしていてください。

 ・水野美紀さん

 ファンタジックで優しい作品です。私はつばめと離れて暮らす実母役でワンシーン参加させていただきました。藤井監督の並々ならぬこだわりと熱量を感じる楽しい現場でした。衣装や小道具の細部にまで繊細なこだわりと愛が詰まっています。星ばあとつばめの不思議な物語。たくさんの人に見ていただきたいです。

 ・山中崇さん

 いまがあるのは、昨日までがあるから。いつかの誰かの言葉があったから、あの出会いがあったから、あの悲しみがあったから。誰かが自分の屋根になってくれたかもしれないし、自分が誰かの日傘になったことも、もしかしたらあるかもしれない。そして、それらがずっとつながっていまがある。この作品が、主人公のつばめを通して、明日へ向かう私たちに優しく寄り添ってくれるような、そっと背中を押してくれるような、そんな存在になってくれたらうれしいなと思います。

 ・醍醐虎汰朗さん

 藤井監督が感情表現のリアリティーを追求してくださり、役を作り込むというよりその場で生まれた自然な感情を大切にしてお芝居させていただいたので、演じていてすごく心地よかったです。役者として一歩成長できる機会になったと思います。主演の清原果耶さんをはじめ経験豊富なキャストの方々とお芝居ができて、とても幸せな時間でした! 心温まる優しい世界を、ぜひ映画館で体感してみてください!!

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