麒麟がくる:道三VS信長「聖徳寺の会見」に視聴者熱視線 染谷将太“信長”の狂気に「ぞっくぞくした」

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第14回「聖徳寺の会見」のワンシーン (C)NHK
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NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第14回「聖徳寺の会見」のワンシーン (C)NHK

 俳優の長谷川博己さん主演のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(総合、日曜午後8時ほか)の第14回「聖徳寺の会見」が4月19日に放送され、初対面した“美濃のマムシと恐れられた男”斎藤道三(本木雅弘さん)と、“尾張の若きうつけ者”織田信長(染谷将太さん)の会見に視聴者の熱い視線が注がれた。

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 おびただしい数の鉄砲隊を引き連れ現れた信長だったが、会見が行われる広間にはなかなか姿を見せない。道三がしびれをきらして立ち上がろうとしたときに、やっとやってきた信長は色鮮やかな衣装に身を包んでいた。

 信長は待たせたことをわびると、鉄砲隊や着慣れぬ装飾は道三の娘の帰蝶(川口春奈さん)が仕組んだことをあっさりと告白し、「今日の私は帰蝶の手の上で踊る尾張一のたわけでございます」と不敵な笑みを浮かべる。

 次に信長は、佐々成政と前田利家という2人の家臣を呼ぶと、家督も継げぬ食いはぐれ者だが、されど戦となれば無類の働きをする、一騎当千のつわものと紹介。また、食いはぐれ者は失うものがない。戦って家を作り、国を作り、世を作る。そういう気構えの男は手ごわいと説明した上で、“美濃の成り上がり”の道三もそういう男であると、父・信秀(高橋克典さん)から聞かされていたと明かす。

 ここで信長は真っすぐ前を見据え、「家柄も血筋もない。鉄砲は百姓でも撃てる。その鉄砲は金で買える。これからは戦も世の中もどんどん変わりましょう。我らも変わらねば。そう思われませんか?」と道三に同意を求めると、信長の中に若き日の自分を見た道三も、信長の言葉を気に入った様子で「信長殿はたわけじゃが。見事なたわけじゃ」と告げる……。

 2人の会見を固唾(かたず)をのんで見守った視聴者からは、「うっひょーヒリヒリする」「信長と道三のやりとりはたまらんぞ。。」「最高やなこの2人」「互いの役者の“迫力”と“狂気”が響き合う、実にいい会見の場でした」といった声が上がったほか、SNS上には「信長鳥肌ーー!!」「信長の狂気と才気がやべえな」「信長ぞっくぞくするぞ!!」「サイコで不敵な笑みの童顔信長さま、新鮮だし最高にイイ」「狂気じみた感じがすごく良い。演技が上手けりゃ見た目なんて覆せるんだな」といった言葉も並んだ。

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