騙し絵の牙:大泉洋の主演映画が公開延期

映画「騙し絵の牙」のビジュアル(C)2020「騙し絵の牙」製作委員会
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映画「騙し絵の牙」のビジュアル(C)2020「騙し絵の牙」製作委員会

 俳優の大泉洋さんの主演映画「騙(だま)し絵の牙」(吉田大八監督)の公開が、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、予定していた6月19日から延期されることが4月15日、分かった。近日公開に変更された。

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 製作委員会は「新型コロナウイルスの感染拡大防止およびお客様の健康と安全を第一に考え、公開延期を決定いたしましたことをお知らせいたします」と説明。「作品の公開を楽しみにお待ちいただいていた皆様には誠に申し訳ありませんが、なにとぞご理解をたまわりますよう、お願い申し上げます。事態の一日も早い終息を願っております」としている。

 公開日は決定次第、公式サイト、公式SNSで発表される。

 「騙し絵の牙」は、大泉さんを主人公にあて書きした塩田武士さんの同名小説(KADOKAWA)が原作。大手出版社「薫風社」で、かねての出版不況に加えて創業一族の社長が急逝し、次期社長を巡る権力争いが勃発。専務の東松(佐藤浩市さん)が大改革を進め、雑誌が次々と廃刊のピンチに陥る中、雑誌「トリニティ」の変わり者編集長・速水(大泉さん)も無理難題を押し付けられ、窮地に立たされる。一見頼りない速水は、笑顔の裏にとんでもない“牙”を秘めていた。上層部、作家、同僚たちの陰謀が渦巻く中、新人編集者の高野(松岡茉優さん)を巻き込んだ速水の奇策とは……というストーリー。

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