麒麟がくる:帰蝶役の川口春奈 病床の信秀に“交換条件”で「やはりマムシの娘」と再確認?

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の第12回の一場面 病床の信秀(高橋克典さん)を訪ねた帰蝶(川口春奈さん) (C)NHK
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NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の第12回の一場面 病床の信秀(高橋克典さん)を訪ねた帰蝶(川口春奈さん) (C)NHK

 俳優の長谷川博己さん主演のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(総合、日曜午後8時ほか)の第12回「十兵衛の嫁」が4月5日に放送され、帰蝶(川口春奈さん)が病床の信秀(高橋克典さん)を訪ね、尾張の重要拠点の末盛城を信長(染谷将太さん)ではなく、弟の信勝(木村了さん)に委ねた“真意”を聞き出そうとする姿が描かれた。

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 帰蝶役の川口さんは第12回放送後、ドラマの公式ツイッターでコメントを発表。「義父(信秀)に信長へ対する真意を聞きに行くシーンを演じながら、やはり帰蝶はマムシの道三の娘だなと思いました。敬意をもってお願いしているけど、話してくれたら医者を呼びますと、交換条件を出して交渉している。頼もしくもあり、しぶとさも感じます」と印象を語った。

 第12回では、織田と今川は和議を結ぶが、三河の拠点を制圧され、もはや今川の勢力は尾張の目前まで迫っていた。自分の命がもう短いことを悟った信秀は、信長らを集めて織田家のこれからについて話し合う会議を開く。

 そこで待っていたのは、重要拠点の末盛城を、有力家臣と共に信長の弟・信勝に委ねるという言葉だった。失望で怒り狂う信長。その姿を見て、帰蝶は病床の信秀を訪ね、今回の判断の真意を聞き出そうとする……と展開した。

 「麒麟がくる」は59作目の大河ドラマ。1991年放送の「太平記」などで知られる池端俊策さんのオリジナル脚本。若いころ、下克上の代名詞・美濃の斎藤道三を主君として勇猛果敢に戦場を駆け抜け、その教えを胸に、やがて織田信長のもとで、多くの群雄と天下を巡って争う智将・明智光秀が主人公。ドラマでは謎めいた光秀の前半生に光を当て、戦国の英傑たちの運命も描く、エネルギッシュな群像劇だ。

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