機動戦士ガンダム 逆襲のシャア:古谷徹、池田秀一が振り返る 印象的なせりふ まさかその後の作品があるとは…

劇場版アニメ「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」のファンイベントの様子(C)創通・サンライズ
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劇場版アニメ「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」のファンイベントの様子(C)創通・サンライズ

 人気アニメ「ガンダム」シリーズの劇場版アニメ「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」(村瀬修功監督、7月23日公開)の無観客のファンイベントが3月24日、東京都内で開催され、アムロ・レイ役の古谷徹さん、シャア・アズナブル役の池田秀一さんが登場。古谷さんと池田さんは、1988年に公開された劇場版アニメ「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」(富野由悠季監督)を振り返った。

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 古谷さんは、印象的なせりふについて「やっぱりクライマックス。あそこでシャアはめり込んでいますから。あそこで勝っていますからね、アムロは。いいせりふがいっぱいありますよね」とコメント。池田さんは「富野さんのせりふは、日本語として正しいのかな?というのもあります。でも、いいんですよね、しゃべってみると。不思議ですよね。ブライトのせりふでも『何やってんの!』って唐突なんですけど、流れを見ると生きてくる」と語った。

 古谷さんは、同作のラストについて「アクシズを止めるという過酷な環境の中では、さすがに生きていないだろうと僕らも思っていた。富野さんに聞いたら『分かりません』ってごまかされた(笑い)。あの最後に飛んでいったのは何なんだろう? いろいろ思いましたけど、まさかその後の作品があるとは思ってはいなかった」と話した。

 池田さんは「僕も録(と)り終わって、打ち上げの席で監督に『どうもありがとうございました。お疲れさまでした』って、これで決着がついたという思いで言ったら、(富野さんが)ニヤッと笑ったのは覚えている。それ以上は聞きませんでしたけど、大人は大人でいろいろ事情があって、それ以上はツッコまなかったんですけど。それから『ガンダム』はいろんな作品が生まれるわけですけど、こうして『閃光のハサウェイ』という富野監督の原作で新たな時代を迎えるというのも、因縁深いなと思います」と思いを明かした。

 「閃光のハサウェイ」は、1989~90年に富野さんが発表した小説が原作。宇宙世紀0105年を舞台に、第二次ネオ・ジオン戦争で苦い別離を経験したブライト・ノアの息子ハサウェイが新型モビルスーツ・Ξ(クスィー)ガンダムを駆って、地球連邦政府に反旗を翻す姿を描く。アニメは「虐殺器官」の村瀬さんが監督を務める。3部作。

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