俳優の長谷川博己さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(総合、日曜午後8時ほか)に松永久秀役で出演している吉田鋼太郎さん。SNS上では、早くから久秀の“爆死”を期待する声が歴史ファン、大河ファンから上がっており、「ボンバーマン」というあだ名と共に、人気を集めている。「もしその(爆死)シーンがあったら、ぜひ派手に爆死したいと思います! 僕自身も楽しみにしています」という吉田さんに話を聞いた。
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「麒麟がくる」は59作目の大河ドラマ。1991年放送の「太平記」などで知られる池端俊策さんのオリジナル脚本。若いころ、下克上の代名詞・美濃の斎藤道三を主君として勇猛果敢に戦場を駆け抜け、その教えを胸に、やがて織田信長のもとで、多くの群雄と天下をめぐって争う智将・明智光秀が主人公。ドラマでは謎めいた光秀の前半生に光を当て、戦国の英傑たちの運命も描くエネルギッシュな群像劇となる。
吉田さん演じる久秀は、主に畿内(きない)を中心に勢力を広げる戦国武将。軍事政治両面で力を発揮し、荒々しく、したたかな生き方で、若き光秀に大きな影響を与える、戦国三大梟雄(きょうゆう)の一人だ。
2月23日放送の第6回「三好長慶襲撃計画」では、久秀と三好長慶(山路和弘さん)の暗殺計画が浮上。吉田さんも立ち回りのシーンがあり、「結構長い立ち回りで、すごく時間をかけて、いろんな角度から撮影しました。きっと血湧き肉躍る映像になっていると思いますので、ぜひご期待ください」とアピールする。
また大反響の久秀役について、改めて聞くと、「うちの家内から、『鋼太郎さんのお芝居は、良いときと悪いときがあって、私はそれをよく分かっているけど、今回は良いときなので、自信を持ってやって』と言われました」と笑顔で明かす。
さらに、「大河ドラマに長期にわたって出演させていただくのは、今回が初めて」と話す吉田さんは、「大河ドラマは子供のころから大ファンだったので、そこに出演できるのはとてもうれしいことですし、光栄なことだと思っています」と喜んでおり、今後に向けて「戦国時代ファンの方々の期待を上回れるよう、精いっぱい、松永久秀を演じたいと思っています」と気合十分だ。
最後に、「おそらく皆さんが期待しているであろう“爆死”」と切り出すと、「今、『ボンバーマン』って言われているんですよね!? 時代なんでしょうね。松永久秀が『ボンバーマン』と言われるなんて(笑い)」と感心しながらも、「久秀の爆死のシーンがあるのかないのか、まだ台本がありませんので僕自身も分かりませんが、もしそのシーンがあったら、ぜひ派手に爆死したいと思います! 僕自身も楽しみにしています。松永久秀は、これからまだまだ出てきます。皆さん一緒に『麒麟がくる』を楽しみましょう!」と呼びかけていた。
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