本郷奏多:初大河「麒麟がくる」で“若き関白”近衛前久役 起用理由は「高貴な雰囲気出せる」

2020年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」に出演が決まった本郷奏多さん
1 / 1
2020年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」に出演が決まった本郷奏多さん

 俳優の本郷奏多さんが、長谷川博己さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」に、近衛前久役で出演することが2月19日、発表された。本郷さんは今回が初の大河ドラマで、同日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われた会見で、「錚々(そうそう)たるメンバーの中にお邪魔させていただいて、非常にありがたいし、うれしいな」と喜びを語った。

あなたにオススメ

 近衛前久は“若き関白”で、「非常に偉い人物なんですよ。ですので、錚々たる皆さんが頭を下げてくださるのは、きっと、さぞ気持ちいいんだろうなって、今から楽しみにしております」とにっこり。制作統括・落合将チーフプロデューサー(CP)は、「近衛前久というのは、とても政治力の高い公家で、関白という天皇の側近の偉い貴族。(役を演じる)本郷さんは以前から気になっていた個性派俳優で、高貴な雰囲気も出せる方なので、そこも期待してキャスティングしました」と明かした。

 「麒麟がくる」は59作目の大河ドラマ。1991年放送の「太平記」などで知られる池端俊策さんのオリジナル脚本。若い頃、下克上の代名詞・美濃の斎藤道三を主君として勇猛果敢に戦場を駆け抜け、その教えを胸に、やがて織田信長の元で、多くの群雄と天下をめぐって争う智将・明智光秀が主人公。ドラマでは謎めいた光秀の前半生に光を当て、戦国の英傑たちの運命も描く、エネルギッシュな群像劇となる。

テレビ 最新記事