矢本悠馬:感動エピソードを発掘する実在の番組AD役 「本人目の前に恥ずかしい」

ドラマ「天国からのラブソング」に出演する矢本悠馬さん=福岡放送提供
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ドラマ「天国からのラブソング」に出演する矢本悠馬さん=福岡放送提供

 視聴者からの願いをかなえる福岡の深夜バラエティー番組「発見らくちゃく!」での感動エピソードを映像化し、濱田龍臣さんが主演を務めるドラマ天国からのラブソング」(福岡放送、3月15日午後3時放送)に、俳優の矢本悠馬さんが出演することが2月6日、分かった。矢本さんは、物語のもとになったエピソードを発掘した実在の「発見らくちゃく!」のAD・轟木洋志役を演じる。

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 イケてる同級生たちとなじめない高校生の光井天星(濱田さん)は、イケてる男子とエレキギターを演奏する軽音部の亜莉沙に恋をしていた。亜莉沙と仲良くなりたい天星は、2年前に他界した祖父の浩(こう、イッセー尾形さん)が残したアコースティックギターを懸命に練習。勢い余って、視聴者の願いをかなえる「発見らくちゃく!」に「文化祭を盛り上げたい」という願いを応募し、番組ディレクターの藤谷拓稔と出会う。生前の浩のことをうっとうしく思っていた天星だが、浩がたくさんの人を笑顔にし周囲から尊敬されていたこと、さらに、亡くなってからも妻・康子が寂しくならないようにたくさんの手紙を残していたことなどを知る……というストーリー。

 同ドラマは、3月20日午後7時からBS日テレでも放送される。

 ◇矢本悠馬さんのコメント

 本作は、実話をもとにした物語ということで、ぼくが演じた役の方が「発見らくちゃく!」のADさんなんですが、実際にこのドラマのスタッフさんとして現場で働いていらして、本人を目の前に芝居するのは、なかなか恥ずかしい環境でした。

 おじいちゃんと孫の物語、ぼくは、おばあちゃん子だったんですが、自分の成長と共におばあちゃんより友達と一緒にいる時間が増え、おばあちゃんが亡くなった時にめちゃくちゃ後悔しました。その時は、身近な誰かが死ぬというのにリアリティーがなかったんです。もっと一緒におばあちゃんと遊んでおけばよかったと今でも思います。

 この作品は、その後悔をしなくて済むきっかけになる作品だと思います。現場の愛が詰まった素晴らしい作品になっていること間違いなしです。

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