テセウスの船:テレビドラマ版「真犯人は原作と違う」!? 原作者・東元俊哉が衝撃発表

連続ドラマ「テセウスの船」のイベント「考察大会」の様子=TBS提供
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連続ドラマ「テセウスの船」のイベント「考察大会」の様子=TBS提供

 俳優の竹内涼真さんがTBS系のドラマ枠「日曜劇場」(日曜午後9時)で初主演を務める連続ドラマ「テセウスの船」のイベント「考察大会」が、このほど東京都内で開催された。イベントには、竹内さんも出席し、原作者の東元俊哉さんからの手紙が紹介された。手紙では、竹内さんへのねぎらいの言葉と共に「原作と犯人が違うと聞いている」という衝撃の事実が明かされた。竹内さんも驚いた様子で「初めて知りました。原作は読んでいますが、ドラマの台本では原作にない展開もあったので、どうなるのかなと思っていたんですが……」と話した。

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 ドラマは、1月26日に第2話が放送され、真犯人候補の筆頭と目されていた長谷川翼(竜星涼さん)が死亡。全てのキャラクターが怪しいという展開となり、視聴者の間でも犯人考察が始まるなど、物語の真相に注目が集まっている。イベントは、現役の探偵、探偵学校に通う生徒という“推理のプロ”を集めて開催。探偵たちが犯人と思った人物がランキング形式で発表された。

 ランキングで1位になったのは、小学校教師の木村さつき(麻生祐未さん)と、謎の車椅子の男(安藤政信さん)だった。さらには、竹内さん演じる田村心の母・佐野和子(榮倉奈々さん)や、心の妻・由紀(上野樹里さん)といった意見もあった。「犯人が打ち込んでいると思われるワープロにあった『超能力』という言葉は、雪崩の場面に遭遇したさつき先生しか知りえない」、「2話で登場した犯人の目はまつげが長いので女性」、「文吾(鈴木亮平さん)の自宅に証拠を隠せるのは家族である和子のみ」といった考察が繰り広げられた。

 竹内さんは、2月2日放送の第3話について、「本当に前半戦のピークだと思う」と話し、「せっかく皆さんとこういったイベントで考察ができたので、これからの放送でも心と一緒に犯人を考えながら最後まで応援していただけたらと思います」とコメント。イベントは盛況の中、終了した。

 原作はマンガ誌「モーニング」(講談社)で連載された東元さんの同名マンガ。竹内さん演じる主人公の田村心が31年前にタイムスリップし、鈴木亮平さん扮(ふん)する父で警察官の佐野文吾が逮捕された「音臼小無差別殺人事件」の謎を追う……というストーリー。

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