渡辺直美:ドラえもん劇場版最新作の声優オファーに「ドラえもん役?」 セクシーボイス「ご期待ください」

劇場版アニメ「映画ドラえもん のび太の新恐竜」でゲスト声優を務める渡辺直美さん (C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2020
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劇場版アニメ「映画ドラえもん のび太の新恐竜」でゲスト声優を務める渡辺直美さん (C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2020

 お笑いタレントの渡辺直美さんが、人気アニメ「ドラえもん」の40作目となる劇場版アニメ「映画ドラえもん のび太の新恐竜」(今井一暁監督、3月6日公開)でゲスト声優を務めることが1月29日、明らかになった。渡辺さんが「ドラえもん」に出演するのは初めてで、オファーされた当時について「『ん? ドラえもん役かな?』と思いました」と振り返った。渡辺さんは、猿の姿をした謎の男ジルと通信し、のび太たちの冒険をひそかに監視する怪しい女ナタリーの声を演じ、「セクシーボイスもご期待ください」と呼びかけている。

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 渡辺さんは声優出演の発表に合わせて行われた取材の場で、青色の服を着用し、髪にはドラえもんのトレードマークの鈴を飾り付けした“ドラえもんスタイル”で登場した。

 「のび太の新恐竜」では、のび太たちが、恐竜のキューとミューの仲間を探して、6600万年前の白亜紀を舞台に大冒険を繰り広げる。のび太が恐竜博の化石発掘体験で、化石を見つけ、ドラえもんのひみつ道具タイムふろしきで化石を元の状態に戻すと、未発見の新種の双子の恐竜が生まれる。のび太に似てちょっと頼りないキューとおてんばなミューを育てるが、やがて2匹が現代で生きていくには限界がきてしまう。キューとミューを元の時代に返すことを決心したのび太は、ドラえもんや仲間たちとともに6600万年前に向けて出発する……。川村元気さんが脚本を担当。ジルの声は木村拓哉さん、主題歌は、人気バンド「Mr.Children」が担当する。

 ◇渡辺直美さんのコメント

 小さい頃から、青い服を着ると必ず「ドラえもん?」って言われていた私が、全身真っ青の服を着て、公式でドラえもんと並べるなんて感動です!! オファーをいただいたときは、「ん? ドラえもん役かな?」と思いましたが(笑い)、ナタリーというすてきな役をいただき、ずっと見ていた「ドラえもん」に参加できて、最高にうれしいです。小さい頃から私はのび太に似ていて、勉強もできないし、ぐうたらしちゃうし。新年の初詣では、「私にもドラえもんが現れますように……」って毎年願っていました!

 私は顔芸だけでここまで来ていますから(笑い)、顔芸を封印される声の仕事は、実はすごく苦手です。アフレコに向けて発声練習をして、せりふだけでなく、ナタリーの表情から感情をくみ取り、きちんとナタリーの思いを声で届けられるよう頑張りました。アフレコはかなり緊張したのですが、ヘッドホンから聞こえる木村拓哉さんの声に癒やされながら、何とか乗り切れました。今でも木村さんのすてきなお声が耳に残っています(笑い)。

 今回、ドラえもんやのび太、それにナタリー、皆それぞれに意見や正義があって、それがあふれて、ぶつかり合いながら冒険をしてく、めちゃくちゃ熱い物語になっています。私もですが、みんな「ドラえもん」を見ながら大人になっていったと思います。今回は、さらに新しい「ドラえもん」が見られる、とても楽しい物語になっています。ぜひとも、ご家族で「のび太の新恐竜」を見に来てください! それと、ナタリーのセクシーボイスもご期待ください!!

 ――欲しいひみつ道具は?

 子供の頃は「スモールライト」で小さくなって、友達の生活をのぞいてみたいと思っていました(笑い)。でも今はやっぱり「どこでもドア」! ニューヨークと日本を簡単に行ったり来たりできるのが魅力的です。あと、「ほんやくコンニャク」も欲しいし、「タケコプター」も欲しいんですよ! 欲しいものがいっぱいありすぎて困ります(笑い)。

 ――「タイムマシン」でどの時代へ行ってみたいですか?

 バブル全盛期だった、80年代の日本へ行ってみたいです! お札でタクシーを拾うとか、バブル時代の伝説をよく耳にしますが、本当にそんなことがあったのか、タイムマシンで行って経験してみたいです。

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