女優の米倉涼子さん主演の連続ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」第6シリーズ(テレビ朝日系、木曜午後9時)に新レギュラーとして出演している今田美桜さん。「福岡で一番可愛い女の子」と呼ばれて一躍人気になったが、本作では青森から上京し、「東帝大学病院」で働く看護師・大間正子を演じる。感情が高ぶると、つい津軽弁が出てくる役で、「なじみがなさ過ぎて、外国語を聞いているような感覚ですね」と悪戦苦闘する今田さんに、話を聞いた。
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「ドクターX」は、天才的な腕を持ちながら組織に属さず、フリーランスとして病院を渡り歩く天才外科医・大門未知子(米倉さん)を通して医療現場を描いた人気ドラマ。第6シリーズは、かつてないほどの大赤字に見舞われた「東帝大学病院」が舞台となる。
「いまだにドクターXの世界観にいるのが、自分自身不思議な感覚で、最初はすごく緊張しました。緊張感が大きくて、今でもドキドキします」と話す今田さん。自身が演じる正子は、仕事熱心で、最近の“働き方改革”に逆行し、看護師長から注意を受けてしまうほど残業と夜勤で働きづめ。まだ幼い弟たちがいる青森の実家に仕送りをするため、実は他の病院でも夜勤のバイトをしているという、今どき珍しい勤労少女だ。
役の印象について聞くと、「かなり勤勉で真面目な、人思いな女の子という印象です。『東帝大学病院』の仕事以外に夜勤のバイトをしていたり、すごく働き者で、自分のためでなく人のためであるので、ものすごくかっこいいですね。青森から上京してきた役で、私も博多から上京してきた人間なので、親近感があります」という。
共演する米倉さんから刺激を受けたことについて聞くと、「オペシーンで(マスクと帽子をしているため)目しか映っていない米倉さんの目力がすごくて、見入ってしまいます。私もマスクと帽子をしているシーンが多いので、目だけで何かを伝えられるようにしたいです」と憧れを口にする。
今田さんの話す津軽弁の可愛らしさが、視聴者から評判だが「方言指導の方から音声データをもらって勉強していますが、なじみがなさ過ぎて、外国語を聞いているような感覚ですね。博多弁は語尾に方言が付くことが多いんですが、(津軽弁は)イントネーションが違ったり、濁ったりするんです。撮影にも指導の方に来ていただき、教えてもらっています」「津軽弁を習得するのに、時間がかかるんです」と苦笑い。そんな今田さんの奮闘が反映された“津軽美人”っぷりにも注目だ。
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