プレバト!!:「消しゴムはんこ」初タイトル戦は通常の93倍の特大サイズで 千原ジュニア「どうかしてる!」

番組「プレバト!! 2時間スペシャル」の「秋の消しゴムはんこ頂上決戦2019」に出演する(左から)はしずちゃん、千原ジュニアさん、くっきー!さん=MBS提供
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番組「プレバト!! 2時間スペシャル」の「秋の消しゴムはんこ頂上決戦2019」に出演する(左から)はしずちゃん、千原ジュニアさん、くっきー!さん=MBS提供

 ダウンタウンの浜田雅功さんがMCを務めるバラエティー番組「プレバト!!」(MBS・TBS系、毎週木曜午後7時)の「2時間スペシャル」が10月31日午後7時から放送される。今回は「俳句」「いけばな」「消しゴムはんこ」の3本立て。名人・特待生5人による「消しゴムはんこ」の初のタイトル戦では、通常のハガキサイズの93倍となる障子(縦176センチ、横90センチ)をキャンバスに1カ月の製作期間をかけて特大サイズの作品に挑む。決戦を前に、“消しゴムハンカー”で唯一の名人の千原ジュニアさん、独創的な世界観でオンリーワン作品を連発するお笑いコンビ「野性爆弾」のくっきー!さん、これまでに挑戦した芸術系査定ではすべて特待生入りを果たした“プレバト芸術査定クイーン”の「南海キャンディーズ」のしずちゃんに意気込みを聞いた。

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 「秋の消しゴムはんこ頂上決戦2019」は、名人3段の千原ジュニアさん、特待生2級の馬場典子さん、特待生4級のくっきー!さん、特待生5級のしずちゃん、田中要次さんの5人が挑戦し、査定した田口奈津子さんが「傑作中の傑作が生まれました!」と大絶賛する作品が生まれるという。

 ――ハガキの93倍。とんでもないサイズの戦いになりました。

 ジュニアさん:知ってる? ハガキサイズでも6時間くらいかけているんです。どうかしてるやん! 他にも仕事があるんです。もう二度とやりたくないです(笑い)。

 くっきー!さん:デカいですからね。1個でも失敗すると、やり直しがえげつない。いつ終わりがくんねんという腹立たしさ、ミスったらどうしようという恐怖もありました。目の前で母親が猛獣に食い殺されているみたいな(笑い)。腹立つけど、どないもできへん恐怖みたいな感じでしたよ。

 しずちゃん:余白だらけというか、これをどう使えばいいのか。自由研究を思い出しましたけど、夏休みの宿題にしては大きすぎる(笑い)。どうしていいのか分からず、難しかったですね。

 ――ものすごく大変だったと思うのですが、皆さんの創作意欲の源や、消しゴムはんこの魅力を教えてください。

 ジュニアさん:多感な時期に引きこもっていたたまものでしょうね。

 くっきー!さん:引きこもって、事故って、入院して、ですもんね(笑い)。

 ジュニアさん:うるさいなあ(笑い)。いつも何か違うことに挑戦しようというのはあります。でも、消しゴムはんこは、自分で彫って、インクをつけて、押しているけど、その先がどうなっているか分からない。絵とは全く違うんですよね。むちゃくちゃ出来上がりが怖いけど、それが面白さでもある。思っていた通りとか、思っていた以上だとか、全然アカンやんとか。そして、最後の一押しでダメになってしまうかもしれないところもね。

 くっきー!さん:本当にそうなんです。それを直す先生がまたスゴい! 色遣いだけでなく、アウトラインまできっちりしていて、人力じゃできない正確さなんですよ。あれ絶対に、何かの機械使ってますね(笑い)。それはともかく、僕自身は作品を生き物だととらえていまして、メッセージというと大それた感じですけど、何か1個、心に刺さるものにしたいんですよね。己との勝負ですかね。カッコよすぎるな(笑い)。

 しずちゃん:何でも大きく描くのが好きなので(笑い)。細かいのが苦手で、バンと1個大きなものが描きたい。それを消しゴムはんこでもやっている感じです。でも絵とは別物ですね。水彩画ではアレンジを加えると減点みたいなところがあるので、いかに写真のように描くか。消しゴムはんこは自由度が高いところが、面白さなんです。でも今回はあまりにも大きすぎて(笑い)。どうしようか探りながらの挑戦でした。

 ――初のタイトル戦が開幕します。自信のほどを聞かせてください。

 ジュニアさん:みんながあのしんどさを分かっているから同志みたいなものですよ。ライバルじゃないです。それぞれがどんなやり方をしているのか分からないので、早く見たいですね。僕は今回、守ることなく攻めました。ちょっと特殊なやり方をしたので、それがどう評価されるのかも楽しみです。

 くっきー!さん:自信はあります。自分なりには100点です! とはいえ、何が正解かなのかが分からないので。きれいに押せたらいいのか? かすれていても味があるのか? 僕はかすれていてもカッコいいと思うけど、先生はアカンということもある。そこは僕と先生のジャブの打ち合いみたいなね。あっ、すみません。ボクシングをやってもいないのに例えてしまって(笑い)。

 しずちゃん:ふふふ(笑い)。私は仕事が終わって、ロードワークして体を温めた後に作っていましたからね。腕がシュッと動くので彫りやすくなるんです(笑い)。絶対、トップを獲(と)りますよ! 自信があるていで言ってみましたが、実はいまだにどっちを彫ったら色が出るんだっけと分からない状態でやっているんです(笑い)。でも、やるからには一番になりたい。相方(山里亮太さん)が嫁(蒼井優さん)とイチャついている時間、私はずっと彫っていたので(笑い)。その悔しさもあるので勝ちたいですね。

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