タレントの出川哲朗さんが、10月4日放送のバラエティー番組「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS系)にゲスト出演する。この日は「中居正広のキンスマペシャル」と題した2時間スペシャルで、出川さんのこれまでの人生を振り返る。
ウナギノボリ
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出川さんは「ダウンタウン」「ウッチャンナンチャン」と同世代で芸歴約35年。今では、2018年タレントCM起用社数ランキングで1位を獲得するなど人気者に。そんな出川さんはどんな人生を歩んできたのか。番組では、自分のことはあまり多くは語らず、“実はちゃんと知らない男”出川さんの波瀾(はらん)万丈な人生を紹介。芸能界でも古くから交流のあるMCの中居正広さんとの知られざるエピソードも明かされる。
出川さんの実家は、明治27年創業の老舗のり問屋「蔦金商店」。出川家は超がつくほどの金持ちで、出川さんは「お坊ちゃん」だったという。番組では、出川さんの兄が登場し、当時の出川さんについて、また破天荒な父親・誠一郎さんについて語る。
高校時代、軟式野球部に所属していた出川さんは、厳しかった野球部こそが後に芸能界で成功するための能力が培われる場所になったと回顧。上級生が登校するたびに大きな声であいさつし、上級生の制服のアイロンがけや時間割を見て授業の準備などもしていたといい、そこで染みついた上下関係は、礼儀を重んじる芸能界で出川さんの武器の一つになった。
また、出川さんには芸能界に進む三つのターニングポイントがあったことを告白。一つ目は、父・誠一郎さんが経営に失敗し、億を超える借金を背負ってしまったこと。二つ目は、「尼寺修行」。三つ目は、ロック界の大スター・矢沢永吉さん。矢沢さんの著書「成りあがり」は、広島で生まれた矢沢さんがスターに駆け上がるまでの半生がつづられていて、そこに書かれていた一節が、出川さんが芸能界を目指す原点だったという。こうして、役者を目指し入学したのが「横浜放送映画専門学院」(現・日本映画大学)。そこで出川さんの運命を変える盟友との出会いが待っていた……。
今回、スタジオで、今だからこそ語れる中野のスナックでの話や、野球観戦での中居さんの意外な一面などのエピソードも披露。「もう耐えられないからテレビ局に電話します」と大好きな家族を悲しませてしまった最もつらかったエピソードも語る。
「中居正広のキンスマペシャル」は、10月4日午後8時57分~同10時54分放送。
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