なつぞら:劇中アニメを振り返り! 「大草原の少女ソラ」 「トトロ」佐藤好春さんら豪華原画陣も話題に

「なつぞら」の劇中アニメ「大草原の少女ソラ」=NHK提供
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「なつぞら」の劇中アニメ「大草原の少女ソラ」=NHK提供

 女優の広瀬すずさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」は、9月28日に最終回を迎える。ヒロイン・なつ(広瀬さん)の物語も残りわずかとなったが、ここでは劇中で産み落とされた数々のアニメーション作品を紹介する。今回は「大草原の小さな家」が原案のテレビアニメで、北海道・十勝の大自然を舞台に、開拓者家族の少女を描いた「大草原の少女ソラ」だ。

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 「大草原の少女ソラ」は、マコプロダクションが企画・制作し、「ミルコスまんが広場」として1974年に放送開始。主題歌は煙カスミ(戸田恵子さん)が歌唱し、主人公・ソラの声を若手女優・白本知香子(沢城みゆきさん)が務めた。なつと妹の千遥(清原果耶さん)を再び結びつけるきっかけにもなった作品で、翌1975年の夏に好評のうちに終了した。

 実際のアニメは「なつぞら」ではおなじみの若手アニメーター・刈谷仁美さんが、演出・絵コンテ、作画監督、キャラクターデザインを担当。スタジオジブリの劇場版アニメ「となりのトトロ」や数々の世界名作劇場シリーズに携わってきた佐藤好春さん、故・高畑勲監督の劇場版アニメ「セロ弾きのゴーシュ」での“1人作画”が有名で、「アルプスの少女ハイジ」にも参加していた才田俊次さん、昨年公開の劇場版アニメ「ペンギン・ハイウェイ」を手掛け、注目を集めた石田祐康さんらを原画に起用し、完成させた。

 SNSでは当時のアニメの色味やサイズ感まで丁寧に作り込まれたアニメ本編に注目が集まり、「作画が素晴らしい」「昔懐かしくて見入ってしまった」「普通にアニメをやってると勘違いされるレベル」「本当に日曜夜7時半にやってそう」「劇中アニメ制作陣の本気を見た!」といった声が次々に上がった。

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