いだてん:第32回「独裁者」 東京市長の発言が波紋! 田畑は激怒し、前畑は苦悩 五輪招致は…

NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」第32回の一場面 (C)NHK
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NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」第32回の一場面 (C)NHK

 宮藤官九郎さん脚本のNHK大河ドラマいだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」の第32回「独裁者」が8月25日放送される(総合、日曜午後8時ほか)。200メートル女子平泳ぎで銀メダルを獲得し、帰国した前畑秀子(上白石萌歌さん)を待っていたのは、東京市長・永田秀次郎(イッセー尾形さん)らによる落胆の声だった。田畑政治(阿部サダヲさん)は選手をかばって激怒するが……。

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 しかし、国民の大きすぎる期待に前畑は苦悩。また、満州事変を非難する国際世論に反発した日本は国連を脱退して孤立し始めるが、嘉納治五郎(役所広司さん)らは粘り強く五輪招致を目指す。さらに、熊本の金栗四三(中村勘九郎さん)のもとには、マラソンで九州一周を目指すという青年が現れる。

 「いだてん」は、日本人五輪初出場の明治末から、東京に五輪がやってきた1964年までの約半世紀を描くオリジナルストーリー。テーマは「東京とオリンピック」。大河ドラマで近現代史を取り上げるのは、1986年の「いのち」以来33年ぶり。

 第31回では、1932年、田畑率いる日本競泳陣は、ロス五輪で空前のメダルラッシュに沸く。IOC会長のラトゥールは、日本水泳の大躍進の秘密に強い興味を抱く。治五郎はその答えを見せようと、日本泳法のエキシビションを思いつく。中学生の時に病気で競技をやめた田畑も、それ以来の水泳に挑戦することになる……という展開だった。

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