男性10人組ユニット「BOYS AND MEN」の小林豊さんが6月11日、名古屋市内で行われた映画「明治東亰恋伽」(副島宏司監督、21日公開)の先行プレミア上映会の舞台あいさつに、共演の山崎大輝さんと共に登場した。女子高生が明治時代にタイムスリップする物語で、ロケ撮影は明治時代の建物を公開している愛知・犬山の野外博物館「博物館 明治村」で行われた。小林さんは明治村での撮影を「レトロ感というか、本当にそこ(明治時代)で過ごしている感覚が出たよね」と振り返り、司会者からリアルにタイムスリップした感覚になったかと聞かれると、山崎さんとともにうなずいた。
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同作は2011年に配信がスタートした携帯アプリゲーム「明治東亰恋伽」を実写化ドラマ、映画化した作品。ごく普通の女子高生・綾月芽衣(あやづき・めい、伊原六花さん)が、明治時代にタイムスリップし、森鴎外、泉鏡花、藤田五郎といった歴史上の人物たちと出会い、恋に落ちる……というストーリー。小林さんは芽衣を明治時代にタイムスリップさせた謎の奇術師・チャーリーを演じ、山崎さんは役者で身を立てようと志す青年・川上音二郎を演じた。4月にドラマシリーズが放送、配信された。
小林さんは「ゲームのアニメーションの中にも明治村のロケーションが使われていて、『明治東亰恋伽』が好きな方にとって、(明治村は)まさに聖地! そこを使うっていうのは、すごいなあって思いました」と回顧。館内は明治時代の建物が数多く移築されていることから、山崎さんも「(お芝居も)その場に与えてもらうものが多かったです」と述べた。
また小林さんは「撮影している時にめいこい(明治東亰恋伽の略称)ファンの方が、たまたま来ていて『え? 何で? チャーリー?』って感じだった」と不思議がられたとにっこり。また「芽衣ちゃんの格好をして園内を歩いている人もいて、六花ちゃんがいっぱいいるなーと思った」と笑いながら話し、山崎さんが「(伊原さんと間違えて)危うく話しかけそうになったりね」と話すなど、聖地での撮影ならではの体験を明かした。
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